一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

563  盃に落花一片飲み干しぬ

2012年04月22日 | 

 (さかづきに らっかいっぺん のみほしぬ)

 友人の庭の散り始めた桜の下で花見の宴があった。ぐい飲みに日本酒を注いで、テーブルに置き、花びらが入った人から順に飲んでもよい、ということになった。

 早い人は1分も経たずに入ったが、遅い人は5分経っても入らない。それではなかなか飲めないし待ちきれないので、早々にこのルールは破られてしまった。

 面白い趣向だったが、酒飲みにとって据え膳のまま待たされるのは、我慢ならないようである。

シバザクラ(芝桜) ハナシノブ科

コメント (2)
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