一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

544  孤高なる老樹を溢る桜かな

2012年04月03日 | 

(ここうなる ろうじゅをあふる さくらかな)

 小田原市入生田に、禅宗の一つ黄檗宗の長興山紹太寺がある。江戸前期に隠元禅師が伝えたのが黄檗宗。紹太寺は、江戸期小田原城主稲葉氏一族の菩提寺でもある。この寺は、普茶料理でも有名で、昔は予約するのさえ大変だったそうである。

 そこに樹齢340年と言われているしだれ桜がある。何十本もある満開の公園の桜や並木の桜もいいが、たった1本の老樹のしだれ桜も、確かに見ごたえがある。久し振りに見に行ってみるか。

ツクシ(土筆)、ツクシは、スギナ(杉菜)の胞子茎

スギナ(トクサ目トクサ科)

 

 

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