一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

554  花莚少し崩して膝小僧

2012年04月13日 | 

(はなむしろ すこしくずして ひざこぞう)

   「むしろ」には、「莚、筵、蓆、席」の四文字がある。素材や編み方、品質に多少の違いがあるのかもしれない。日本は畳文化だから、屋外でも地面では莚を敷いて、正座していたのだろうか。上等な茶会席などなら、板や竹の上に敷いたかもしれない。

  太平洋戦争に敗戦して後の60年代の後半、女性がミニスカートで膝小僧を出す時代がやってきた。明治期に次ぐ第二の文明開化によって、素肌を見せない伝統の着物をあっさりと捨てたのだ。

おっとっと、それにしてもほんのり桜色のあなたの膝小僧、男としては目のやりどころに困ります。

キランソウ(金瘡小草)、ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)、コウボウソウ(弘法草)

シソ科キランソウ属

 

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