一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

553  ひらひらと鵯はらはらと山桜

2012年04月12日 | 

(ひらひらとヒヨ はらはらとやまざくら) 

 「この句のオノマトペは平凡ね」

そう言われて、私はきょとんとしてしまった。

「えっ、オノ・・、なんですって?」

先輩のその女性は、

「ひらひらとか、はらはらのような擬態語のことをオ・ノ・マ・ト・ペ・と言うのよ」

「オ・ノ・マ・ト・ペ・ですか、擬態語ね。勉強になりました。有難うございます」

とは言ったものの、「この人、この句の情景を見たことないんじゃないのか」と思った。

 何故なら彼女は、俳句の内容に関しては、一言も言わなかったからである。 

 梅や桜の花の蜜が大好きなのが、目白や鵯。2階のような高いところからなら、蜜を吸う様子がよく見える。

鵯が桜の蜜を吸うと、枝がゆらゆら揺れて鵯がバランスを崩しひっくり返りそうになるから、態勢を維持するために、羽ばたく。その時、なぶられた桜が散る。

 ウソなんかも桜の蜜が大好きです。ホントですよ。

ミツマタ(三叉・三椏)  ジンチョウゲ科ミツマタ属

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