一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

564  眺望の町を隠して芽吹くかな

2012年04月23日 | 

(ちょうぼうの まちをかくして めぶくかな)

 山桜が終わると同時に、新緑の芽吹きが始まる。山桜は、花と葉が同時に出るので「でっぱ」と言うそうである。「出っ葉」とでも書くのだろうか。

 冬の間、標高400メートルの我が家から見えていた湯河原の眺望も夜景も、これからの芽吹きによって視界が遮られ、しばらくはさようならである。

 この山桜は、防風林の役目をしてくれていて、台風の強風から家を守っている。木々が根こそぎ倒れる台風が、数年に一回は必ずやって来るのだ。伐ってはならない貴重な木々である。

タンポポ(キク科トンポポ属)

タンポポが何科だろうか、などと考えたこともなかったが、知ってみると面白い。

 

コメント (2)
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