(ちょうぼうの まちをかくして めぶくかな)
山桜が終わると同時に、新緑の芽吹きが始まる。山桜は、花と葉が同時に出るので「でっぱ」と言うそうである。「出っ葉」とでも書くのだろうか。
冬の間、標高400メートルの我が家から見えていた湯河原の眺望も夜景も、これからの芽吹きによって視界が遮られ、しばらくはさようならである。
この山桜は、防風林の役目をしてくれていて、台風の強風から家を守っている。木々が根こそぎ倒れる台風が、数年に一回は必ずやって来るのだ。伐ってはならない貴重な木々である。
タンポポ(キク科トンポポ属)
タンポポが何科だろうか、などと考えたこともなかったが、知ってみると面白い。