単にイノコヅチ(猪の子槌・牛膝)と言うと、ヒカゲイノコヅチ(日陰猪の子槌)のことで、ヒユ科イノコヅチ属の多年草。もう一つ、近似種のヒナタイノコヅチ(日向猪の子槌)というのもある。、
本来の「猪の子槌」とは、数人で地面を突き固める土突きの道具である。イノコヅチの実がこれと似ているのだそうだ。
人や動物に種子を運ばせて生育範囲を広げる植物を一般に「引っ付き虫」と呼んでいるが、これは多種多様にあり、イノコヅチもその1種。
それより、「いのこづちが、どうして男より女を好むのか」ですって。それを言ったらおしまいですよ。ご自由に御想像下さい。
ヤマハッカ(山薄荷) シソ科ヤマハッカ属の多年草