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11月30日(土) 満腹と慢心。

2024年12月02日 08時02分07秒 | 2024年

 8時起床。

 朝顔の水やりをする。そろそろ全体的に葉が枯れてきた。どの鉢もたくさんの種を残し、役目を終える時が近づいている。

 朝食は蜂蜜入り豆乳ヨーグルト。

 10時半過ぎに家を出て、家族3人で車で岸根公園へ遊びに行く。

 リニューアルされた遊具で遊ぶ娘を眺めながら、紅葉狩りもする。

 ピークは過ぎているが、美しい色付きである。

 今年最後の小春日和に恵まれた。

 暦の上では11月が初冬なのだろうが、温暖化で温かくなっているからだろうか、感覚的には11月と共に晩秋が終わり、12月から初冬が始まるというのがしっくり来る。

 遊具遊びが一段落したところで、芝生広場を目指して移動する。

 とんでもない量のどんぐりが落ちている。

 娘は先日生活科の授業で岸根公園へプチ遠足をしてたくさんのどんぐりを拾い、次回の授業でやじろべえを作るそうである。

 芝生広場は風を遮るものがほとんどないので寒い。

 今日のメインイベント、娘が小学校のお友だちと考案して校庭でやっているというボール遊びをする。円を描いて真ん中にダンボールを置き、攻撃側と守備側に分かれて攻撃側はボールをダンボールに当てることを目指し、守備側はそれを阻止するというルールである。シンプルだが、結構面白い。

 その後もキャッチボールなどで身体を動かし、疲労困憊になる。この時は何ともなかったが、夜には全身の筋肉痛も襲ってきた。

 昼食は、新横浜と小机の中間あたりにある「しゃぶ葉」へ。娘にとっては初めてのしゃぶしゃぶ食べ放題である。

 所要時間70分は短いなと思ったが、お腹いっぱいお肉を食べ、デザートまでゆっくり満喫する余裕があった。娘はすき焼き風出汁と卵で食べるのが一番気に入ったようである。

 食事を終え、帰宅する道中で事件は起きた。「しゃぶ葉」の近くに、今の家に決める直前に内見して住むことになるかもしれなかった物件があり、せっかくなので見に行ってみようと車を走らせた。しかし、内見当時は徒歩で訪問していたので気にならなかったが、思っていた以上に道が狭く、これ以上車で進むと危なそうなので途中で引き返すことにした。この判断は的確だった。が、来た道を引き返す途中で対向車とすれ違う状況となり、一度は左に寄せて待機したものの、先方が通れなそうなので更に左へ寄せようとしたところでバンパーを路肩に擦る。正直なところ、この時点では僅かに擦っただけなので大した問題ではないと思っていた。しかし、すれ違いを終え、少し戻ろうと車をバックさせたのが大きな判断ミスだった。擦ったバンパーの角が路肩の突起物か何かに引っかかっていたようで、バックする拍子に「メリメリ」という音がし、確認したらバンパーが割れてめくれてしまっていた。

 私も妻も「あちゃー」というリアクションだったが、それ以上に娘がショックを受けたようで「そんなお家見に行かなければこんなことにはならなかったのに!」と怒っていた。先述したバンパーがめくれる音と、目の前にある壊れた車の光景が怖かったのだと思う。申し訳ない。

 娘の言う、そもそも「住むかもしれなかった家を見に行こう」というノリが不要だった、というのも一理ある。しかし、とりあえずやってみる(行ってみる)という尻軽さは元来の私の性質なので、おそらくこの先も変わらない。私が反省すべき点は、「まだ大丈夫だろうとよく確認もせずに更に左に寄せた自信過剰っぷり」と「擦った時点で状況確認もせずに安易にバックした慢心」の2点だと思う。特に前者は「仕事で乗っているノートやセレナに比べて小さく小回りも利くソリオの車体感覚を誤るわけがない」という根拠のない自信を持っていた自覚が多分にある。

 帰宅してから関係各所へ連絡。ディーラーへは妻が、保険会社とJAFへは私が一報を入れる。状況写真を確認したディーラーの担当者からは、運転は絶対にせずJAFに牽引してもらうようにとの指示があった。受入時間の関係で、牽引をお願いするのは明日になる。保険会社へは一応連絡したが、車両保険を使うかどうかは修理費用の金額によって判断することになるだろう。

 とりあえず今日のところは一段落である。私自身は反省し落ち込む一方で、誰かを怪我させたとか何かを壊したということはなく、単純に自分の車を壊すだけで済んだことにほっとしている部分もある。今日の事故がなかったら、おそらく私は過剰な自信と慢心を抱えたまま運転を続け、もっと大きな事故を起こしていたかもしれない。後悔は先に立たないが、この事故を気を引き締めるきっかけとして未来に活かしたい。

 入浴を済ませてから夕食。昼食が食べ放題だったので、心なしか軽めにしておく。

 メインは鰹のたたき。妻が切ってくれた大根が新鮮で美味しい。

 洗濯を済ませ、娘を寝かしつける。

 年末年始の温泉旅行の手配を完了させる。群馬の老神温泉に泊まり、翌日に水上の天一美術館で岸田劉生の「麗子像」を観ることにした。最近娘がハマっているNHKの『ねこのめ美じゅつかん』で紹介されていた作品である。あとは焼きまんじゅうを食べるのと、これまた娘がテレビの群馬特集で見て行ってみたいと言う「とりせん」(スーパー)も行程に組み込んだ。我ながらなかなか面白いプランだと思う。あとは、当日に雪が積もったら完璧なのだが。

 日付が変わる頃に就寝。