社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

12月23日(月) フライング年末モード。

2024年12月25日 22時07分08秒 | 2024年

 6時半起床。

 朝顔の水やりをする。

 朝食は蜂蜜入り豆乳ヨーグルト。

 娘を見送ってから、身支度を整えて家を出る。

 9時前に出勤。

 2024年の仕事もラスト1週間。しかも私は有休消化の滑り込みで2日は休むので、気持ちは既に冬休みへ傾いている。

 昼食は、先日上司に連れて行って頂いて美味しかった「ピッツェリアドォーロ」(PIZZERIA D'ORO)へ。先日食べたのはパスタだが、店名のとおり一押しはピザなようなのでどんな味なのか興味を引かれた。

 人気店のためお店の外で20分ほど待ったので、ドリンクの紅茶を先出しにして頂いて身体を温める。

 北海道白糠町産のモッツァレラチーズを使用しているマルゲリータピザ(白糠)を頂く。これぞナポリピッツァという王道の美味しさである。熱々をどんどん口に運び、最後まで手が止まらなかった。これは人気になるわけだ。時間に余裕がある時にまた食べに来たい。

 気持ちはもう冬休みモードだし、複雑なことは全部来年に持ち越し…と思いきや、そうはいかずに急遽の打ち合わせが入る。バタバタしたが、結果的には懸念事項を翌年に持ち越さずに済んだので良かった。

 17時半過ぎに退社し、急いで帰宅する。

 今日は妻が在宅勤務だったので、娘も学童には行かず帰宅している。予想通りM-1の最終決戦は既に見終えており、「誰が優勝したか言っちゃおうかなぁ」と悪い顔をしている。既に知っていることがバレないよう大袈裟に「ちょっとやめてよー」と口を抑える。結局、娘は我慢できずに「優勝は令和ロマン!めっちゃ面白かったよ!」とネタバレしていた。

 入浴を済ませてから夕食。サイコロステーキが味濃いめで美味しい。珍しくご飯をおかわりした。

 洗濯を済ませ、娘を寝かしつける。

 『光る君へ』の最終回を観る。雨に始まり、嵐の予感で終わる。束の間の泰平の中で、離れていても共に生き続けてきたまひろと道長の生き様に魅了され続けた1年間だった。

 日付が変わる頃に就寝。


12月22日(日) 蒲田下北急ぎ足。

2024年12月25日 10時07分08秒 | 2024年

 8時起床。

 朝顔の水やりをする。

 朝食は蜂蜜入り豆乳ヨーグルト。

 身支度を整え、9時過ぎに家を出る。今日は娘が小学校のお友だちのお宅へ遊びに行くとのことで、送迎は妻にお願いし、私は1人でお出掛けする。

 横浜線と京急線を乗り継いで、大森町の「ソフトヘアー」で年末の散髪。前回同様、すっきり短髪にして頂く。温かい店内でうとうとしながら至福の1時間を過ごした。そして、長らくお世話になってきた理容師さんとのお付き合いも次回が最後である。

 昼食は「きりん珈琲」へ。

 今日はスタッフの方が少ないとのことで、皆さんかなりお忙しい。こちらは出来るだけ仕事の流れを遮らないように、注文やお会計のタイミングを見計らうことくらいしか出来ない。

 ハンバーグドリアのランチセットを注文。ドリアは少し時間が掛かるとのことで、サラダと珈琲は先出しにして頂く。

 飲み物はドリップのアイスコーヒー(ウガンダ産ブギスAカプチョルワ マウントエルゴン)を選んだ。ここのアイスコーヒーはスモーキーさが素晴らしい。味は濃いが苦みはあまりなく、優しいコクがあって美味しい。

 ハンバーグドリアは冬季限定である。濃いめのソースとたっぷりのチーズ、中にはほうれん草も入っている。

 デザートは、柚子あんとホワイトチョコのレアチーズケーキ。

 柚子は餡にピューレも入っていて存在感があり、ホワイトチョコとの相性も抜群。ここで食べるレアチーズケーキはどれも美味しいが、歴代で一番好きかもしれない。

 ホットコーヒーはコスタリカ産のカンデリージャ・ハニー。すっきりと飲みやすい。

 予約しておいた焙煎豆2種類(パプアニューギニア産トロピカルマウンテンとインドネシア産ゴールデンマンデリン)に加えて、クリスマス限定ドリップパックも2つ購入。

 去年のものは苦み強めだったが、今年はまた異なるブレンドになっているとのことで、どんな味か楽しみである。

 蒲田から品川、渋谷と乗り継いで下北沢へ出る。目的地は下北沢ボーナストラック(BONUS TRACK)。

 「パレスチナに出会うマーケット」を見て回る。

 チャリティーマーケットやパレスチナの現在についての情報提供、講演会などが開催されている。

 マーケットを見て回り、予め目星を付けていたものやその場で一目惚れした作品などを購入。1着、とてもお洒落なパーカーを見つけたのだが私に合うサイズがなく、Instagramのアカウントを交換して注文のやりとりをしている。

 布パッチやコースターなど、可愛いデザインのものが多く、ついついあれもこれもと購入した。

 変わり種で言うと、ルートビアの原液も買ってみた。沖縄出身の方が「自分が一番美味しいと思うルートビアを自分で配合して作った」という一品である。見た目は怪しいが、飲むのが楽しみである。

 途中でパレスチナ産レモンのレモネードを買い、身体を温める。美味しい。

 私も含め、皆さん様々なクフィーヤを巻いている。こういう巻き方は素敵だなとか、このデザインはお洒落だななどと目移りしながら歩く。

 先日の駐日パレスチナ常駐総代表部でのチャリティーバザーで購入し、娘がたいそう気に入っていた「抗議するクマたちクッキー」も購入。

 先日、私が鞄に付けている「FREE PALESTINE」と書かれたバッジについて娘から「どういう意味なのか」と聞かれ、「パレスチナに自由を」という説明をしたのだが、「解放」という言葉のほうが適切だったかもしれない。

 パレスチナの子どもたちの様子を写した写真や、描いた絵も展示されている。

 胸にぐっとくる絵である。

 これを子どもに描かせてしまう世界と同じ世界に、私たちも生きている。

 1歳を待たずしてイスラエルに殺された赤ちゃんたちの名前が掲示されている。

 これがほんの一部であるという事実に気が遠くなる。

 犠牲になった子どもたちの生前の様子が紹介されている。

 それぞれに夢を持ち、家族や友人たちとの日常の中で笑ったり泣いたりしていた、日本の子どもたちと何も変わらないごくごく普通の子どもたちである。

 これがジェノサイド・民族浄化でないなら一体何なのか。イスラエルは明らかに犯罪国家、テロリスト国家である。

 改めて、自分に出来ることをコツコツやろうと気合いを入れる。

 イスラエル産のレモン・オレンジ、マクドナルド、ディズニーはボイコット対象。他にもスターバックスやペプシ、ケンタッキー、バーガーキング、ドミノピザ、ピザハット、PUMAなど挙げればキリがない。私は「BDS Japan Bulletin」の情報発信や、理由などもわかりやすく解説されている「Olive Journal」などを参考にしている。

 ボイコットの対象はとにかく多いし、GoogleやAmazon、intelなど完全に縁を切るのは不可能に近い企業もある。だから私は完璧を求めることはせず、あくまで無理なく出来る範囲で続けている。例えば、私はAmazonの利用頻度を減らそうと意識した結果、電子書籍から紙の本への回帰が起きて本屋へ行く頻度が高まった。まあ、その結果として家の各所に本が積まれているという状況に陥っているのだが…。

 新横浜へ戻り、駅ビルに入っている「有隣堂」へ寄る。宮島未奈さんの成瀬の新作が掲載されている『小説新潮』が欲しかったのだが売り切れで、代わりに『夜は短し歩けよ乙女』(森見登美彦)と『現代思想』(12月号・特集=田中美津とウーマンリブの時代)を購入。

 16時前に帰宅。横浜へ買い物に出掛けていた妻も少し前に帰宅し、これから娘をお迎えに出掛けるところだった。

 有馬記念(G1)の馬券を買わなかったのは何年振りだろう。直前のドウデュースの出走取消でモチベーションが下がってしまい、純粋に買うのを忘れてしまった。年末の風物詩に参加できず残念だが、結果を見る限り買っていたとしても当たっていなかったので、これはこれでいいか。

 娘が帰宅してから「M-1グランプリ」の敗者復活戦を追っかけ再生。時間がないのでそれぞれの気になるコンビのネタだけを見ていく。娘の好きなフースーヤやスタミナパン、私が応援しているオズワルドやインディアンスも軒並み面白かった。これだけの猛者たちですら決勝戦に進めないのだから、とてつもない大会である。

 入浴を済ませてから夕食。昨日、三崎港でお土産に買ってきた生・本まぐろの中トロが登場する。

 妻が作ってくれたきんぴらと並ぶ。お正月みたいに豪華だなと思うのは、テーブルの上に鏡餅がスタンバイされている影響もあるのだろう。

 マグロの相方はカンパチ。理想的な組み合わせである。

 美味しいが、普段本まぐろを食べる機会があまりないので、こんな味だったっけと不思議な感覚になる。本まぐろだからなのか、生まぐろだからなのかわからない。本まぐろの通常(冷凍)ものも買って食べ比べてみたい。

 食後のデザートは「抗議するクマたちクッキー」。娘と一緒に食べる。

 初めて買った時は、チャリティーになるし可愛いからという理由で選んだのだが、純粋に味が美味しい。食感と優しい甘さが絶妙である。当初、今日は娘と下北沢へ行く予定だったのだが、お友だちとの約束が重なったので、次回は是非一緒に買いに行こう。

 娘の就寝時間まで「M-1グランプリ」の決勝戦を追っかけ再生。最終決戦の手前まで観て、ヤーレンズや真空ジェシカ、エバースのネタで大笑いしたのだが、最後に出てきたトム・ブラウンが最高だった。漫才なのか、M-1に適しているのかというようなことはわからないが、純粋に面白さだけでいったら断トツだったと思う。娘も大笑いしており、得点が出てからはその低さにめちゃくちゃ怒っていた。しかし、こういうネタの評価が分かれるのは仕方ない。審査員の海原ともこさんも仰っていたとおり、彼らのネタは点数で評価できるような範疇にはないので、このまま自分たちのやりたいことをやり続けて欲しい。ただ、2本目に用意していたという剛力彩芽さんの顔が入れ替わるネタは見てみたかった。

 娘を寝かしつけてから洗濯をする。こっそり最終決戦を見てしまおうかとも思ったが、娘に悪いし、何よりトム・ブラウンの余韻をもう少し楽しみたいのでやめておく。

 結果だけは先にXで知ってしまった。令和ロマンの2連覇、すごい。まさに有言実行である。おめでとうございます。真空ジェシカの2本目も絶賛されているので、見るのが楽しみである。

 日付が変わる頃に就寝。