きょうから卯月4月、平成23年度がはじまる。入学も、就職も財政年度も、この月からスタートする。この年ほど政治も経済もそしてわたし達の生活も難しい舵取りとなりましょう。3.11pm2:46 東北関東沖地震津波による大災害、それに伴う福島第一原子力発電所の放射能もれ、まさに未曾有の出来事である。国債も900兆を超え、国の財政も半分以上が借金(国債)で賄う予算、その上、膨大な復興費用である。「がんばれ日本」としか言いようがありません。家も家財も、企業では商売道具が津波に呑み込まれてしまった、たった身ひとつになっての復興である。どなたが言っていたが阪神淡路大地震ではそれでも土地が残った、今回の大震災ではその土地では住めないのではと。朝日新聞に瀬戸内寂聴さんが寄稿されていた、「テレビで大津波が、山のように盛り上がり、猛獣のようにうなり声をあげて、一挙にあの美しい町をのみこみ、なつかしい町と風景をかき消していくのを見て、わたしは声もあげられず泣いた。」 全くもって自然は残酷な面も持つ、家を畑を道路を車を船を津波の濁流が呑み込んで行った、尊い人の命までも、一瞬のことである。本日春の陽気、桜の開花も大分進みそう、朔日参りをすませ、孫が春休みで来ているので近くのレストランで朝食を摂った。<岩殿山荘主人>
<茶点前の花生け、13:28>
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