東日本大震災で花見ムードには気持ちがいかない、それでも季節はめぐり、さくらは満開の時季を迎えている。昨晩の雷雨に洗われたのか、きょうのさくらと菜の花は、とってもミズミズシイ、風が強かったにもかかわらず新鮮にみえる。けさはブログ仲間とさきたま風土記の丘・さきたま古墳群に来ている。カメラ談義に花を咲かせながら撮影に入る。丸墓山の上り階段から頂上にあるさくらは天下一品で登って降りてぐるりと一周、地元の保育園児の一行に出会う。先生に引率された園児の赤い帽子が桜とよく似合う、墳墓を園児たちが登る、上で手をふり愛嬌を振るまっている。望遠レンズで追っかける。可愛い風景である。迷路で赤い帽子が見えたり隠れたりの様子も撮れた。大きなところにある古墳公園は遊び場にもってこいである。1時間半ほどで同じ市内の忍城に移る。忍城に連なる博物館をまず見学して城の成り立ちを勉強する。表のお城の外観をさくらと一緒にとる。再建されたものであるが城として厳かで立派である。わが郷土の誇りでもある。昼食をファミリーレストランでとり、仲間と別れて利根大堰取水口のさくらを見て、先祖が眠るお墓にお花と線香を手向けた。「さまざまの事おもひ出す桜かな」 芭蕉 (芭蕉が郷里伊賀上野でよんだ句) この大震災での大勢(おおぜい)の方の思いはいかばかりか、当地でも余震がやまない。<岩殿山荘主人>
<丸墓山のさくら全景 10:02>
<園児たち 丸墓山古墳墓300mm 9:55>
<迷路で遊ぶ園児たち 10:12>
<丸墓山の上の桜より下界をみる 9:40>
<丸墓山墳墓入口 9:30>
<将軍山古墳より丸墓山古墳を望む 10:22>
<忍城のさくら 8:50>
<忍城のさくら 12:01>