きのう、元NHKワシントン支局長で、9.11同時多発テロ事件を取材した外交ジャーナリストである手嶋龍一氏の講演を聴講した。この方の人物評によれば、クリントン国務長官はすごい切れ味での人であるが気が強く、自分の奥さんにはできないタイプだと、また現在の安住財務大臣は、NHKの後輩ではあるが、NHKでは政治記者としては<文章が思うに任せない私が随分と手を貸してやったと>適材ではない、辞めて政治家になった方が良いとすすめたと、そしてやめて政治家なったと、概して今の政治家は小粒であるともいっていた、かっての水田三喜男氏や宮沢喜一氏、大平さんなど、大蔵大臣として取材された方達とのエピソードを交えて話されていた。その大蔵大臣であった宮澤喜一氏ワシントンでの交渉でも、最後の詰めには持ち前の英語力で自ら原稿を作ったといっておられた、民主党もだめ、自民党もだめだとも、しからば第三極、橋下維新の会とまで言わなかった、いろいろと政界の裏話を聞かせていただいた。楽しいし時間を過ごした、終わってわれわれ同じ会社のもの達と秋葉原中華料理屋さんで「イッパイ」やり又の再会を約して別れた。<いわどの山荘主人>
<手嶋龍一氏 東アジアと環太平洋の時代講演会 12:07>
<開場にて(魚眼レンズ、手持ちで撮影) 11:53>