会社のクリスマスパーティーでは
店のアジアンコーナーで働く中国人の人たちと
同じテーブルに座ろうと思った私は
会場の入り口で見かけた彼らに
まず挨拶
寿司子(中国人の寿司シェフ)のお母さまと思われる年配の婦人が目に入り
頭を下げ挨拶をすると
彼女から いきなり 大きなハグ、、
、、、、と言うか
背が低めの彼女が 飛びかかって来て
私の首に両腕を回す、、。
ちょっと びっくり!
でもその時から
寿司子ママが私に好感を持ってくれている事が
彼女のボディーラングイッジ(Body language)で 分り
嬉しかった。
ただ どんな漢字を書き
会話をしたらいいのかも
浮かばず
私の隣に席を持った寿司子ママに
ただただ 笑顔を返すだけだった、、、。
中国で英語教育を受けていない
60代の寿司子ママは
アメリカでも英語に触れる事なく暮らしておられるので
英語が全く分からない、、と想像する。
でも理解が出来ない分
周りの状況を
注意深く見ておられ
一度 バッキーが
”水を注いでくれ” と
自分のグラスを軽く手に持ち
私に囁くや
寿司子ママが
椅子から立ち上がり
ご自身の前に置かれていたピッチャーを持ち上げ
バッキーのグラスに水を注ぐ
その行動の速さに 驚き
バッキーと顔を見合わせた事だ。
流石 寿司子の母親
私もこの国に来た当時は
英語も分からず
特に あの頃のホームパーティ―では
音楽をガンガン 流していたので
話について行けず
その分 皆の表情や動きに
注意を払っていた、、、よな。
そんな自分があったからか
静かに 座っていた寿司子ママが
このパーティーを楽しんでいるかが
心にかかった夜だった、、、。