11月3日の航空祭の写真ができあがりました。というのは昔の話で、今は誰もがデジカメで瞬時に現像(?)された写真を見ることができます。
最前列に陣取るカメラマンは、背後からの冷たい視線も気にせず、自分だけの世界に浸るわけです。被写体の飛行機を追いかけてシャッターを押す快感は、シューティングゲームの楽しさに通じるものがあると思います。フィルム写真(銀塩)の時代は、シャッターを押す指が震えるくらい、大事に撮ったものですが、今のデジカメではマシンガンのようにシャッターボタンを押しまくります。そういうカメラ小僧(ちょっと古いが)は、自分が撮影した写真を眺める時間があるのだろうかと思ってしまいます。かく言う私は、飛行機の写真より、飛行機を撮っているマニアの姿を撮るほうが面白いことに気付きました。飛行機(軍事)マニアは、何故か同じスタイルになってしまうのです。