新年ということで、高尚な話題?をひとつ。新年を迎えて、いつも思い出す短歌があります。
(新年望山)
新しき年を迎へてふじのねの
高きすがたを仰ぎみるかな
この明治天皇の歌を知ったのは中学生の頃でした。短歌や俳句に全く知識の無かった私でも、すごく判り易かったのでよく覚えています。しかし、判り易い歌と良い歌というのは、別のような気もします。この歌が果たして良い歌なのかどうか、素人の私には今でも判りません。
ちなみに、この歌が皇居で詠まれたものだとすれば、当時は東京からでも富士山が大きく見えたのでしょうか。今は都心の高層ビルの上に昇って、やっと見えるくらいです。
新年には、地上から富士山の姿を"仰ぎ見たい"ものです。