ステルス戦闘機を作っているのがアメリカだけだと思っていたら、昨年4月に、中国の新型ステルス戦闘機に関するこんな記事が出ていました。
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中国がステルス戦闘機 1機10億円、来年にも量産 FujiSankei Business i. 2004/4/16
中国が来年にも戦闘機ビジネスに乗り出す見通しとなった。中国がパキスタンと共同で開発していた最新鋭戦闘機「超7」(通称「梟龍(きょうりゅう)」)が完成。機体と翼の一体化を図り、レーダー波を吸収する塗料を採用するなど、中国機として初めてレーダーでの捕捉を困難にする「ステルス機能」を備えている。価格は戦闘機としては破格の約10億円。国際市場に登場すれば、第三世界諸国を中心に人気が集中する可能性がある。
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という話でしたが、その後の記事はHP上にあまり出ていないようです。しかし、別のHP上に出ていた写真を見る限り、これはF-16戦闘機のコピーにしか見えないし、これが本当に新型戦闘機なのかどうかも判りません。フジサンケイというメディアが伝えているのだから間違い無いと思いますが、この記事の信憑性を確かめる方法はあるのでしょうか?
実物を見たことが無い私達が、写真と記事だけでどこまで信用できるのか、共産圏に「正しい情報」というものがあるのかどうか、いつも不思議に思います。