ネットに面白いニュースが出てました。
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ご当地検定生き残り難題 240余が乱立 受検者軒並みダウン (産経新聞)
平成17年ごろから始まった“ご当地検定ブーム”が、受検者数低迷に直面している。大阪府池田市の「池田学検定」は受検者数が3分の1になり、7日の第3回で幕を閉じることに。各地で乱立ぎみの検定は総じて受検者数が減少し、「定番でのブームは去った」との指摘もあり、生き残りへ新たな知恵が求められる。(中略)抜群のブランド価値でブームの火付け役となった京都検定も、受検者数の減少に見舞われている。第2回(17年)の1万2662人をピークに、昨年12月の第6回は1~3級合わせて5060人だった。大阪・茨木商工会議所の「いばらき何でも知っとこ検定」は17年、初回の受検者がわずか20人で、翌年から開催を見送っている。存廃の岐路に立っているのが、三重県四日市市の「ふるさと四日市検定」。3月27日に実施される第4回の申し込みは2月下旬になってもゼロ。5回目を行うかどうか近々決めるという。(中略)地域検定振興協議会(東京)によると、ご当地検定は全国で240あまり。協議会事務局は「検定の基本に立ち返り、どのような人材を選ぶのか議論がもっと必要」と指摘している。
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このニュースを読んで、全国には240ものご当地検定があることを知りました。こんなに沢山の検定あって、合格するとどのようなメリットがあるのかよく判りませんが、おそらく合格者には「人と違う」という知的満足度が得られるのではないかと思います。合格証をもらって、人に自慢できたり、話のネタにしたり、地元の観光ガイドボランティアとしての採用もあるかもしれません。この記事は、検定の受験者が減っているというニュースですが、検定なんて一度合格してしまえば、その後は受験する必要が無いはず。ご当地近郊に住む人達が受験するのだとすればパイは限られているわけだし、受験者数が減っていくのは自然な成り行きだと思います。「ブーム」継続に期待したようですが、世の中には勉強嫌いも多いので、ちょっと読みが甘かったかもしれません。検定を企画した人には、「マーケティング検定?」の受験をおススメしたい。