以前から注目していた茨城空港が開港しました。
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茨城空港(茨城県小美玉市)が11日、国内98カ所目の空港として開港し、一番機が午前11時前、神戸空港に向け飛び立った。成田、羽田両空港に続く「首都圏第3空港」を掲げるが、定期便は韓国・アシアナ航空のソウル便と、4月に就航するスカイマークの神戸便の2路線のみ。航空需要が低迷する中、路線拡大という課題を抱えてのスタートとなる。橋本昌茨城県知事は同日午前、旅客ターミナルビルでのセレモニーであいさつし、「LCC(格安航空会社)というこれから増えていく分野で、日本の中で唯一しっかりとした対応をしているのが茨城空港。大きく育っていくよう頑張っていく」と述べた。
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定期便の路線が無いという事で心配していましたが、韓国ソウル便と神戸便の2路線が就航することになりました。地元は更なる路線の拡張を期待しているようですが、公共交通機関が整備されていないことと、国内の航空会社が苦境にあることから当面は難しいかもしれません。栃木県民(東部)の利用も考えると、航空会社も九州や北海道に路線を設定してみても良いのではないかと思います。現状の2路線のままであれば、関西に行く時は神戸線で良いとしても、九州や沖縄に行きたい人は、日本の地方空港へ多くの便があるソウル経由の方が速いかもしれません。茨城空港からの国内の移動にパスポート持参ということになるのかな。
ちなみに、関西方面の航空ファンにとっては、この空港が百里基地に併設されていることから基地見物に行くのに便利になります。もっとも神戸便は1往復だけで、9時35分着で10時35分には出発しますので、わずか1時間しか滞在できない(正味30分くらい)ことになります。
せめて朝と夕方の2便飛べば、航空ファン以外に観光客も確保できると思うのですが。