リニア新幹線のルートが決まりそうです。
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リニア新幹線、「直線」で決着へ=近く3ルートの調査結果公表―国交省審議会(時事通信)
JR東海が開業を目指すリニア中央新幹線のルート選定をめぐり、国土交通相の諮問機関の交通政策審議会中央新幹線小委員会は13日、候補となっている3ルートの利便性や経済効果などに関する調査結果を来週にも公表する方針を決めた。調査結果は、費用対効果などの面で「直線ルートが優位」との結論になる見通しで、同ルートで決着する公算が大きくなった。同小委は年内にも望ましいルートを盛り込んだ中間報告書を取りまとめる。(後略)
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生きているうちにリニア新幹線に乗れるかどうか判らないので、あまり興味が無い話題なのですが、、。
ルート候補として南アルプスを直進する「直線ルート」、南アルプスを迂回する「伊那谷ルート」、「木曽谷ルート」の3ルートが検討されているようです。所要時間、建設費が最小となる「直線ルート」が最も有力なのは間違いないと思います。でも長野県は地元自治体の要望を受けて「伊那谷ルート」を希望しているそうです。新幹線の話になると「地元の要望」というのが必ず絡んできます。確かに新幹線が来れば、地元が活性化するという期待(建設業者も含めて)はあると思います。しかし、速さが売りのリニア新幹線が長野にわざわざ止まるとは思えません。おそらく駅が出来ても通過するだけでしょう。それならサッサと素通りしてもらうほうが良いように思います。直線ルートであれば、トンネルばかりで騒音も問題にならないだろうし、利用者の時間は短縮できるし費用も掛からない。良いことずくめのように思います。
まあ鉄道素人の考えなので、勝手なことを言えますけど。ちなみに東京―名古屋間の開業が2027年、東京―大阪間が2045年が目標となってます。計画は遅れるのが常ですから、東京-大阪の開通は「あの世」から眺めることになりそうです。