久し振りに大リーグ2試合を観戦しました。
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MLB=イチロー2安打1四球、ウィーバーがノーヒッター達成
[セントピーターズバーグ(米フロリダ州) 2日 ロイター] 米大リーグ(MLB)は2日、各地で試合を行い、マリナーズのイチロー外野手はレイズ戦に3番・右翼で先発出場。3打数2安打、1四球、1三振を記録した。マリナーズは4─5で敗戦。(中略)
また、エンゼルスのジェレド・ウィーバー投手は、アナハイムでのツインズ戦で1四球のノーヒットノーランを達成した。チームは9─0で勝利した。
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観戦した2試合の結果は、記事の通りです。しかし、マリナーズの試合は酷かった。初回にホームランで3点先制した後は、相手ピッチャーに押さえ込まれ、守りでは凡ミスの連続で、ピッチャーが好投しているのに援護も無く自滅という試合でした。
この試合の凡プレーの一例ですが、
・相手バッターのファーストフライのボールが、ドーム球場の構造物に当たり、ファーストは球を見失い、セカンドはファーストに任せていたため、両者の間にボールがポトリと落ちて内野安打。その後、ヒットと2塁打が出て2点献上。
・同点で迎えた6回には、センターが相手の打球を壁際まで追いかけ、グラブに当ててアシストしホームランを献上。これが決勝点。
・7回表は、ファーストが平凡な当たりをトンネル。幸い失点には繋がらず。
・7回裏ではせっかくイチロー選手の前で出塁したのに、ランナーが焦って牽制アウト。
他にも細かなミスは数知れず(審判もストライクのカウントを間違えたり)で、なんとも締まらない試合でした。マリナーズは5連敗で、また昨年の悪夢が蘇りそうです。
それに比べ、エンゼルスの試合は素晴らしかった。ピッチャーはノーヒットノーランを達成し、野手も溌剌としていて、あとは移籍した強打者プーホールズ選手が復活すれば優勝を争うようになるでしょう。久し振りに2試合見ましたが、どちらが面白かったかと言えばマリナーズの試合でした。珍プレーを見るのも、野球の楽しみのひとつです。