今年の日本ダービーは、ワンアンドオンリーが優勝しました。
-----------------------------------------
日本ダービーはワンアンドオンリーが優勝(東スポWeb)
1日、東京競馬場で行われた第81回日本ダービー(芝2400メートル)は、3番人気のワンアンドオンリーが先行策から直線抜け出し快勝した。勝ちタイムは2分24秒6。2着は1番人気のイスラボニータ、3着は12番人気のマイネルフロスト。
----------------------------------------
混戦が予想された今年のダービーですが、結果は1、3番人気の上位人気馬で決着しました。
レースはダートから参戦のエキマエが逃げ、上位人気馬は比較的前方の位置を取り、3コーナーでエキマエが故障で止まるとトーセンスターダムが先頭に立つ展開となりました。トーセンがリードして最後の直線に入りましたが、内柵にぶつかるアクシデントで失速。ここから各馬が叩き合う形となり、終始リードしていたイスラボニータをワンアンドオンリーが抜き去ったところがゴールでした。
このレースでは、先行する馬がアクシデントに見舞われる意外な展開でしたが、3番手の好位置を進んでいたイスラボニータは少なからずその影響を受けたかもしれません。直線では早めのスパートでリードしたように見えましたが、皐月賞ほどの力強さは無く、ワンアンドオンリーの末脚に敵わなかった印象でした。ワンアンドロンリーは皐月賞の追い込みで届かなかった反省を踏まえ、枠順の良さを利用して先行し、イスラボニータの後ろの最も良い位置をキープしていました。この2頭は実力差はほとんど無く、着順は枠と位置取りの差だったように思います。
結果は割と順当でしたが、3着のマイネルフロストの走りは素晴らしかった。アクシデントを上手くかわしながら最短距離で廻り、3着に食い込みました。12番人気の馬を上位に導いた松岡騎手の騎乗には、思い切りの良さを感じました。この馬も今後が楽しみです。
また4着のタガノグランパの菱田騎手は、デビュー2年目でダービーに参戦し16番人気の馬を4着に持ってくるレースで、この騎乗もまた素晴らしかった。今後の活躍を期待させるレースだったと思います。
反対に上位人気の牝馬レッドリヴィエールは本調子ではなかったようです。体重が減った410kgの馬体では厳しかったかもしれません。トゥザワールドも期待したほどの見せ場が無かったし、トーセンスターダムはよく頑張ってましたが、アクシデントの影響をもろに受けて残念な結果でした。とにかくいろいろな事が起きて、面白いレースだったと思います。
実は応援したかったのは、ウィンフルブルームと柴田大知騎手。直前に出走取り消しになって、本当に残念でした。年初に期待していたプレイアンドリアルが、故障でG1シーズンに間に合わず。デビュー戦、皐月賞で好走したこの馬も故障で取り消し。毎日杯を勝って出走可能になったマイネルフロストは松岡騎手に乗り替りで、3頭の有力馬を擁しながら、ダービーに出走できなかった不運な年になってしまいました。でもまた気を取り直して、来年に向けて頑張って欲しいと思います。
馬券は、内枠有利の馬場の傾向から1,2,3枠のボックス、それと知人に薦められたワールドインパクトの単複を買ってみました。結果は、ワールドは見せ場なく10着に惨敗。先行有利の馬場に大外枠は厳しかったようです。1-3枠ボックスは、2着に7枠のイスラボニータが来てしまい、こちらもハズレでした。今年のG1はなかなか思惑通りに行かないようです。
追記:レース前の君が代を、ジャニーズのTOKIO長瀬さんが歌っていた。
大観衆を前に緊張したのか声が上ずり音程が外れ、声が小さくて、今まで聴いたことが無いような弱々しい君が代独唱でした。君が代は合唱で歌うのは簡単(音程が外れたら口パクすればよい)だが、独唱だともろに上手い下手が判ってしまう難しい曲です。独りでよく頑張ったけど、できればTOKIOで合唱したほうが良かったかもしれませんね。