今年の菊花賞は、サトノダイヤモンドが優勝しました。
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【菊花賞】サトノがついに栄冠 ダイヤモンドがクラシック最後の舞台で輝く
最後の1冠は譲れない。1番人気を背負ったサトノダイヤモンドが、折り合い良く運んで直線で外に持ち出し、後続に2馬身半差をつけて完勝。無冠に終わった春のうっぷんを晴らした。ゴールの瞬間、鞍上のクリストフ・ルメール騎手は左腕で力強くガッツポーズ。「クラシックは(自分も)初めて勝てたので、すごく喜んでいます。直線では反応がすごかったから自信がありました。(オーナーの)里見さんもG1は初めて。すごくうれしい。トップクラスの馬なので、別のG1も勝てるでしょう」と喜びを語った。2着は福永祐一騎手騎乗のレインボーラインで、3着は武豊騎手騎乗のエアスピネル。蛯名正義騎手騎乗の皐月賞馬ディーマジェスティは4着だった。(デイリースポーツ)
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下馬評通りの強さを発揮したサトノダイヤモンドが、クラシックの最後の1冠を制しました。確かに皐月賞もダービーでも強かったのですが、このレースでは他を寄せ付けない完璧な勝ち方だったと思います。血統背景による距離の不安も、配合を考えた人間が気にしていただけで馬の方ではそういう事は関係無かったのかもしれません。今回のレースを見て、今年のクラシックの最強馬はこの馬だったのかなと思いました。しかし驚いたのは、毎年高額な馬を購入してクラシック戦線で話題になる里見オーナーにとって、これが初めてのG1制覇だったことです。ディープ産駒のジンクスも破ったし、初のG1制覇で、オーナーにとっては最高の1日だったと思います。この強さがあれば、古馬になってもあと2,3つのG1が獲れそうな気がします。できれば、有馬、宝塚記念を勝って来年の凱旋門賞に挑戦して欲しいです。2着は福永騎手のレインボーライン。こちらは秋華賞を制した騎手の腕が冴えてました。3着のエアスピネルも実力通り。騎手が上手く乗れば、馬も応えてくれることを証明しました。逆に2番人気ディーマジェスティは、10月はわずか1勝と全く勝てない蛯名騎手の迷いを反映したような気がします。サトノより外側を廻しては勝てないでしょう。内側に入れなかったのが敗因かも。
ということで、予想の結果。
◎サトノダイヤモンド(1着)
〇ディーマジェスティ(4着)
▲ミッキーロケット(5着)
△レッドエルディスト(9着)
△プロディガルサン(10着)
本命は当たったけれど、他の4頭は馬券圏内に入れず、今回も的中なし。難しいです。
サトノダイヤモンドは2億円馬ですが、今回の勝利でやっと元が取れました。ちなみに、新馬戦の時に2億円馬対決で騒がれた私のPOG馬ロイカバードは、1年掛かってやっと1000万条件を脱出しました。全く元は取れていないけれど、古馬になってサトノダイヤモンドと再対決できるところまで頑張って欲しい。重賞で是非リベンジを果たしてもらいたい。