キマグレ競馬・備忘録

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「競馬の教科書」にパドックの見方を学ぶ

2017年07月27日 | Horse Racing

競馬を始めた頃に買った「競馬の教科書」という本は、
初心者が競馬の仕組みや見方を勉強するのに最適な本です。
サブタイトルに「今さら人に聞けない競馬の基本」とあるるように、
競馬歴が長くても基本を知らない人がいるので、そういう人が
密かに勉強するのにも良いと思う。

いつも競馬場で話題になるのがパドックの見方。
「だいたいパドックで馬の何を見ればいいのか良く判らん」というのが
口癖の知人もいますが、確かにパドックの見方は難しい。

この本では、シンプルにポイントを紹介していて分かりやすい。
・パドックでは何を見るか⇒能力は実績、調子はパドックで判断する。
 ベテランの競馬ファンは、当然知っていることですけど、
 ついオッズと照らし合わせて、見栄えだけで能力を判断して
 しまうことがあります。能力は実績で判断し、パドックでは
 その日の調子が良いかどうかを見るわけですね。
・調子を判断する視点⇒毛づや、歩様、発汗、目つき、気合いを見る。
 この5点で判断するようですが、毛づやと歩様、発汗は遠目でも
 判りますが、目つきと気合いはちょっと分かりにくい。 
・但し、パドックの状態を過信するのは禁物。
 パドックの状態=能力ではないという前提で見ることですね。

その上で、パドックのチェックポイントとして、
・まず全体を見る。最初に2,3周は1頭1頭均等に見る。
・注目馬を絞る。狙っている馬、人気馬に絞ってみる。
・事前予想をしていなければ、人気馬から。
・過去の比較で見極める。
・下級条件でトレーニング。
以上の5点を推奨しています。
この中では、過去の比較が非常に難しい。だいたい過去のレースは覚えていても
パドックの様子までは記憶できない。
トレーニングは、馬の仕上げの差が出やすい下級条件でというのは納得です。

とりあえず、これを自分なりに解釈して秋のシーズンに備えたい。
例えば、実績による事前予想で5頭に絞り、パドックで状態を比較して良い方から
3頭選び、それに順位を付けて、レース結果と比較する。
そういう事を繰り返して、馬の見方のトレーニングしてみるのはどうだろう。
でも、レース結果と結びつかなかったら「馬を見る目が無い」ということの
証明にしかなりませんが、、。

 

 

 

 


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