昨日のジャパンダートダービーは、地方馬のヒガシウィルウィンが優勝しました。
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【大井・JDD】ヒガシ2冠!首差制し地方馬7年ぶりV By スポニチ
3歳ダート馬の頂点を決める「第19回ジャパンダートダービー」が12日、東京・大井競馬場で行われ、5番人気ヒガシウィルウィンがゴール前、サンライズソアを首差競り落としてG1初制覇。東京ダービーに続く2冠を獲得した。地方馬の優勝は10年マグニフィカ以来7年ぶり5度目。佐藤賢二師(66=船橋)は01年トーシンブリザード以来、同レース2度目のV。本田正重(29=船橋)は、うれしいG1初制覇となった。
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先々週の帝王賞では、JRA勢の強さばかりが目立った交流G1ですが、昨日の3歳G1では、地方馬のヒガシウィルウィンが互角に渡り合って勝利しました。交流重賞の地方馬と言えば、スタートからの先陣争いでまず数頭が振り落とされ、道中でもJRA勢の速いペースについていけない馬が、ズルズルと脱落していって、最後の直線では、馬群が2つに割れてゴールすることが多いのですが、このレースのヒガシは、先行するJRA勢の後ろに付いて行って外に持ち出し、スルスルと馬群を割って伸びてきて、最後はハナ差で差し切りました。本田騎手の位置取り、追い出しのタイミングも大変良かったし、この馬がこの距離、コースに慣れているという地の利はあったとしても、JRA勢を相手に素晴らしいレースを展開したと思います。ちょっと感動しました。地方馬の同世代では、この馬の能力は抜けている印象です。今回のダービーを制して、この世代の地方の雄としてこれからも頑張って欲しいと思います。