F1シンガポールは、退屈なレースになりがちな市街地コースですが今年は意外に楽しめました。
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アロンソ連勝、今季4勝目=小林はリタイア―F1シンガポールGP(時事通信)
自動車のF1シリーズ第15戦、シンガポール・グランプリ(GP)は26日、当地の市街地コースで夜間開催の決勝(61周)が行われ、ポールポジションからスタートしたフェルナンド・アロンソ(スペイン、フェラーリ)がイタリアGPに続いて連勝し、今季4勝目、通算25勝目を挙げた。10番手発進の小林可夢偉(ザウバー・フェラーリ)は、レース中盤のクラッシュでリタイア。2位はセバスチャン・フェテル(ドイツ)、3位にマーク・ウェバー(オーストラリア)のレッドブル・ルノー勢が入った。
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レースを面白く演出したのがカムイ選手のクラッシュというのがちょっといただけなかったのですが、レースはこれで面白くなりました。(一瞬テレビを見る気がなくなりましたが)今回もポールポジションからスタートしたアロンソ選手がレースを優位に進めていましたが、2位のヴェッテル選手もかなり頑張って2台で終始接戦を演じました。しかし、ピットインが同じタイミングになったため、アロンソ選手を抜くタイミングを失ってしまい、オーバーテイクには至りませんでした。そこでもう1,2周頑張っていれば、展開は変わっていたと思います。フェラーリが先に入るのが見えているわけですから、その判断の差が影響してしまいました。もっともタイヤがかなり傷んでいたらしいので、無理ができなかったこともあるようです。ヴェッテル選手にとってはストレスが溜まる週末だったかもしれません。
ハミルトン選手は、ウェーバー選手と遣り合ってリタイヤしました。ウェーバー選手は相変わらず強引で接触も多いのですが、今年は大変ツキがあるように思います。トルコでのヴェッテル選手と接触した時もしっかり3位を確保したし、今回もハミルトン選手をリタイヤに追い込んでの3位ですから。まだこの先は判りませんが、今年のウェーバー選手はかなり幸運なので、チャンプの可能性が高くなってきたように思います。序盤戦でリードしたバトン選手には、もう少し頑張って欲しかったです。後半戦になって段々影が薄くなってきました。今回もせめてウェーバー選手は抜いて3位は確保して欲しかったけれど、表彰台に届かず残念でした。でも次回の日本GPではヤル気を出して頑張ってくれると思います。
鈴鹿の道端にいるジェシカにも良いところを見せないと。