キマグレ競馬・備忘録

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有馬記念 & テイエムアタック予後不良

2010年12月27日 | Horse Racing
今年の有馬記念は、好メンバーが揃った素晴らしいレースでした。
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ヴィクトワールピサが優勝=ブエナビスタは猛追及ばず―有馬記念(時事通信)
中央競馬の1年を締めくくるグランプリレース、第55回有馬記念(GI)は26日、千葉・中山競馬場の芝2500メートルに15頭が出走して行われ、デムーロ騎手が騎乗した単勝2番人気のヴィクトワールピサが2分32秒6で優勝し、賞金1億8000万円を獲得した。今年の皐月賞に続くGI通算2勝目。単勝1番人気のブエナビスタは猛追したが、ハナ差の2着だった。ヴィクトワールピサは序盤から先頭集団につけ、最後の直線に入ると早い仕掛けで逃げ切り態勢に入り、ブエナビスタを振り切った。デムーロ騎手、角居勝彦調教師ともに有馬記念は初制覇。3着は14番人気のトゥザグローリー。連覇を目指したドリームジャーニーは13着に終わった
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かつてのウォッカとダイワスカーレットのレースを見ているような感じで、これも歴史に残る名勝負と言われるかもしれません。確かにブエナビスタが現役最強で、今回もその物凄い追い込みを見ることができました。ハナ差で勝てることもあるし負けることもあるから仕方がないとは言っても、あの強烈な末脚の印象が強いだけに勿体無いという印象があります。騎手がもっと早く前に行けばというコメントが多いのは、おそらく追い出しのタイミングが難しい馬なのかもしれません。しかしヴィクトワールピサのデムーロ騎手は、やはり上手いです。先週は反則ギリギリでしたが、今回はとてもフェアな騎乗でした。最初から良い位置をキープして、レースをリードしていたし作戦通りで、彼にとっては最高のレースだったと思います。とにかく素晴らしい騎乗でした。でももっと凄かったのはトゥザグローリーのウィリアムズ騎手です。14番人気の低評価にもかかわらず、この馬を僅差の3着まで持ってくるのですから、これは騎手の力が大きいと思います。欧州の騎手に比べるとあまり目立たないけれど、やはり外国人の一流騎手は違います。今回は、スミヨン騎手やデムーロ騎手よりも彼の騎乗を評価したいと思います。
そして昨日は、またひとつ悲しいニュースがありました。先週のテイエムオーロラに続いて、テイエムアタックが予後不良となってしまいました。11月13日の東京のレースで低人気ながら3着に入って、複勝配当をプレゼントしてくれた馬です。今年は1年で15レースもの過酷なスケジュールで走り続けてきましたが、とうとう力尽きてしまいました。時々レース最速の上がりタイムをマークして好走していた馬ですが、なかなか勝ち運に恵まれなかったのが残念です。勝てる馬になっていれば、これほど使われることもなかったでしょう。頑張っていたのに、今年の最後のレースでこんな結果になったのは、とても悲しい。冥福を祈りたいと思います。
写真は、今年11月13日の東京競馬場でのテイエムアタックの雄姿です。

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