ロードカナロアが顕彰馬に選定されました。
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“龍王”ロードカナロアが顕彰馬に!
短距離界に君臨し国内外でGI・6勝、アーモンドアイの父 by netkeiba.com
2013年のJRA年度代表馬、2012・13年のJRA賞最優秀短距離馬であり、国内外でGIを6勝したロードカナロア(牡10)が史上33頭目の顕彰馬に選定された。12日、JRAが発表した。得票数は156票(得票率82.1%)。同馬は2010年12月にデビューし、着実に短距離路線で勝利を積み重ね2011年の京阪杯(GIII・芝1200m)で重賞初制覇。2012年のスプリンターズS(GI・芝1200m)でGIを初制覇し、次走の香港スプリント(シャティン・G1・芝1200m)も勝利して海外にもその名を轟かせた。2013年に高松宮記念(GI・芝1200m)を1.3倍の圧倒的人気に応え勝利すると、その次走には1600mの安田記念(GI)を選択。ここも制して距離延長にも対応した。秋には前年同様スプリンターズSと香港スプリントを制覇、特にラストランとなった香港スプリントでの5馬身差圧勝のパフォーマンスはファンを驚かせた。通算成績は19戦13勝、2着5回、3着1回と競走生活を通じて3着を外さなかった。2012年のセントウルS(GII・芝1200m・2着)から引退まで岩田康誠騎手が手綱を取った。種牡馬入り後も、初年度産駒から牝馬二冠馬のアーモンドアイ、スプリングSを制しクラシック戦線でも有力馬となったステルヴィオの父となるなど、産駒が活躍している。
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ロードカナロアは、短距離路線で抜群の実績を誇る馬ですが、クラシックとは無縁だったことから、2,3歳時の印象が全く残っていません。3歳の春から秋にかけて、4連勝したあたりから注目されてきたような記憶があります。その後は、G1戦線で大活躍。香港スプリント、スプリンターズSを共に連覇して距離延長の安田記念も含めてG1 6連勝。しかも生涯、馬券圏内を外したことが無いという実績も顕彰馬に相応しいと思います。今年は、産駒のアーモンドアイが活躍して、種牡馬としても優秀であることを早くも証明しています。これからどんな子孫を残してくれるのか楽しみです。
因みにロードカナロアは、一口馬主制度の馬で一口5万円弱で500口で募集されていたようです。総賞金が6億6千万円なので、回収率は何と2500%超え。一口5万円が25倍です。こんな馬を一口でも所有できる人が羨ましい。