びく石(びくいし)。
場所:静岡県藤枝市瀬戸ノ谷。
「びく石」は、茶摘に使われるビク(茶籠)に似た形をした巨岩で、「石谷山(いしたにやま)」(標高526m)山頂付近にある。また、「石谷山」の通称も「びく石」という。県道32号線(藤枝黒俣線)で瀬戸川を遡っていくと案内板があり、狭い道路ながら山頂まで自動車で登ることができる。3~4台分だが、駐車場もある。しかし、ファミリーに好適なハイキングコースとして、旧岡部町側から徒歩で登る人が多いようだ。この場合、「道の駅 玉露の里」(場所:静岡県藤枝市岡部町新舟1214ー3。県道209号線(静岡朝比奈藤枝線)沿いで、広い駐車場がある。)が絶好の基地となる。旧岡部町側から登ると、途中にも「笹川八十八石」という奇岩を見ることができる。
さて、巨岩としての「びく石」ではなく、「石谷山」の山頂にある巨岩(写真4)は、三角錐のような岩を真ん中にして両脇にも少し低い岩がある形に見える。これはいわゆる「三尊形式」で、磐座によくある形である。駿河国には磐座らしい磐座がほとんどない中で、たしかにそれらしい形ではある。ただ、山頂にも山麓にも、神社にしろ寺院にしろ、宗教色が殆どみられず、磐座として祀られていたわけではないようである。
「ハローナビしずおか」のHPから(びく石コース)
「玉露の里」のHP
写真1:「びく石」山頂付近にある案内板。わかりやすく、図もきれいで秀逸。
写真2:「びく石山頂」の案内板。この場合の「びく石」は「石谷山」のことだろう。
写真3:山頂付近は大きな石が多数露出している。
写真4:最も高い場所にある巨岩。写真1の案内板では、ここは「海抜527m」となっている。
写真5:「びく石」。山頂から少し下がったところにある。
場所:静岡県藤枝市瀬戸ノ谷。
「びく石」は、茶摘に使われるビク(茶籠)に似た形をした巨岩で、「石谷山(いしたにやま)」(標高526m)山頂付近にある。また、「石谷山」の通称も「びく石」という。県道32号線(藤枝黒俣線)で瀬戸川を遡っていくと案内板があり、狭い道路ながら山頂まで自動車で登ることができる。3~4台分だが、駐車場もある。しかし、ファミリーに好適なハイキングコースとして、旧岡部町側から徒歩で登る人が多いようだ。この場合、「道の駅 玉露の里」(場所:静岡県藤枝市岡部町新舟1214ー3。県道209号線(静岡朝比奈藤枝線)沿いで、広い駐車場がある。)が絶好の基地となる。旧岡部町側から登ると、途中にも「笹川八十八石」という奇岩を見ることができる。
さて、巨岩としての「びく石」ではなく、「石谷山」の山頂にある巨岩(写真4)は、三角錐のような岩を真ん中にして両脇にも少し低い岩がある形に見える。これはいわゆる「三尊形式」で、磐座によくある形である。駿河国には磐座らしい磐座がほとんどない中で、たしかにそれらしい形ではある。ただ、山頂にも山麓にも、神社にしろ寺院にしろ、宗教色が殆どみられず、磐座として祀られていたわけではないようである。
「ハローナビしずおか」のHPから(びく石コース)
「玉露の里」のHP
写真1:「びく石」山頂付近にある案内板。わかりやすく、図もきれいで秀逸。
写真2:「びく石山頂」の案内板。この場合の「びく石」は「石谷山」のことだろう。
写真3:山頂付近は大きな石が多数露出している。
写真4:最も高い場所にある巨岩。写真1の案内板では、ここは「海抜527m」となっている。
写真5:「びく石」。山頂から少し下がったところにある。