大井神社(おおいじんじゃ)。
場所:静岡県島田市大井町2316番地。JR東海道本線「島田」駅から「駅西通り」を北へ、約500m。正面(東側)鳥居と駐車場入口がある。なお、南側鳥居へは、途中の信号のある交差点(県道34号線(島田吉田線)との交差点)を西へ、約90m。
創建時期は不明。しかし、「日本三代実録」貞観7年(865年)の記事に「駿河国正六位上大井神社に従五位下を授く」という記載がある、いわゆる国史現在社。祭神は、弥都波能売神(水の神)・波迩夜須比売神(土の神)・天照大神(日の神)の3柱の女神であるが、大井川そのものを祀ったものと思われる。同名の神社が大井川流域に多くあり、かつては70社以上、現在でも42社存在するという。当神社自身、元は大井川上流の現・静岡県川根本町に鎮座していた(現在も「大井神社旧社跡」という石碑が建てられているらしい。)が、洪水により社殿が流され、現・島田市で祀られるようになったという。現在の鎮座地は、近世東海道(県道34号線)に面しており、南側の鳥居の近くに「島田宿」の西入口として枡形の「見附」があったとされており、当神社は「島田宿」の鎮守ともされていたようだ。江戸時代には「大井大明神」と称されたが、明治41年には県社に列せられた。
なお、当神社の祭礼のうち、3年に一度の大祭(最近の大祭は平成25年10月)では神事としての神輿渡御のほかに、余興(「神賑」(かみにぎわい))として「帯祭(おびまつり)」が行われる。25人の大奴が両脇に差した木太刀に豪華な丸帯を下げて練り歩くのが有名で、島田に嫁に来た女性たちの安産祈願が始めとされ、日本三大奇祭の1つという。
大井神社のHP
写真1:南側鳥居
写真2:東側の石鳥居と社号標。正面奥が社殿(東向き)
写真3:境内にある奇祭「帯祭」の大奴ブロンズ像
写真4:手前は境内社の「祓戸神社」、奥に「大井神社」社殿
場所:静岡県島田市大井町2316番地。JR東海道本線「島田」駅から「駅西通り」を北へ、約500m。正面(東側)鳥居と駐車場入口がある。なお、南側鳥居へは、途中の信号のある交差点(県道34号線(島田吉田線)との交差点)を西へ、約90m。
創建時期は不明。しかし、「日本三代実録」貞観7年(865年)の記事に「駿河国正六位上大井神社に従五位下を授く」という記載がある、いわゆる国史現在社。祭神は、弥都波能売神(水の神)・波迩夜須比売神(土の神)・天照大神(日の神)の3柱の女神であるが、大井川そのものを祀ったものと思われる。同名の神社が大井川流域に多くあり、かつては70社以上、現在でも42社存在するという。当神社自身、元は大井川上流の現・静岡県川根本町に鎮座していた(現在も「大井神社旧社跡」という石碑が建てられているらしい。)が、洪水により社殿が流され、現・島田市で祀られるようになったという。現在の鎮座地は、近世東海道(県道34号線)に面しており、南側の鳥居の近くに「島田宿」の西入口として枡形の「見附」があったとされており、当神社は「島田宿」の鎮守ともされていたようだ。江戸時代には「大井大明神」と称されたが、明治41年には県社に列せられた。
なお、当神社の祭礼のうち、3年に一度の大祭(最近の大祭は平成25年10月)では神事としての神輿渡御のほかに、余興(「神賑」(かみにぎわい))として「帯祭(おびまつり)」が行われる。25人の大奴が両脇に差した木太刀に豪華な丸帯を下げて練り歩くのが有名で、島田に嫁に来た女性たちの安産祈願が始めとされ、日本三大奇祭の1つという。
大井神社のHP
写真1:南側鳥居
写真2:東側の石鳥居と社号標。正面奥が社殿(東向き)
写真3:境内にある奇祭「帯祭」の大奴ブロンズ像
写真4:手前は境内社の「祓戸神社」、奥に「大井神社」社殿