封蛇石(ふうじゃいし)。
場所:秋田県男鹿市脇本富永。秋田県道54号線(男鹿琴丘線)から同55号線(入道崎寒風山線)に入り(寒風山方面へ)、約1.3kmのところで(「岩清水入口」の標柱がある。)側道に下りる。ただし、側道は狭く、下りると未舗装になるので注意。鳥居があり、その前に駐車スペースあり。
昔、「岩清水」の近くに、黒い斑点がある銀色の蛇が棲んでいた。村人は霊蛇として崇めていたが、寒風山麓にある「宗泉寺」の徳善民道和尚が見ると、この蛇はやがて天に昇るときに天変地異を起こすものと知り、秘法で岩に閉じ込めた。よって、この石を「封蛇石」という。この蛇は、閉じ込められるとき「万病平癒成就・大漁満足・諸縁吉祥を男女に与える」と誓ったため、村人は「岩清水大竜王」として祀るようになった。そじて、「封蛇石」の下から湧き出す清水に浸かると、足腰の病が癒えるといわれた。また、子授けにも御利益があらしい。逆に、この石にいたずらすると、良くないことが起きるという。
現在もきれいな清水が湧き出しており、傍らの「岩清水大竜王神社」もよく手入れされている。また、この水を汲みに来たり、山菜のミズ(ウワバミソウ)を採りに来たりする人も多いようだ(ただし、生水は飲まない方が良い。)。
男鹿市観光協会のHPから(寒風山・脇本エリア)
写真1:「岩清水」入口の鳥居
写真2:「岩清水龍王」の石碑
写真3:「岩清水大竜王神社」
写真4:「封蛇石」。実際にはかなりの巨石らしいが、木や草に覆われて全貌が知れない。
写真5:同上。岩に割れ目があるが、徳善民道和尚が秘法でいったん岩を割り、その中に蛇を閉じ込めたという。
写真6:「岩清水」の北側の道路からも入口があるようで、「菅江真澄の道」の標柱が設置されているが、見た通り荒れている。
写真7:「海蔵山 宗泉寺」(場所:秋田県男鹿市脇本浦田14)。円仁(慈覚大師)の開創で、現在は曹洞宗であるが、元は天台宗であったという。本尊:薬師如来。
場所:秋田県男鹿市脇本富永。秋田県道54号線(男鹿琴丘線)から同55号線(入道崎寒風山線)に入り(寒風山方面へ)、約1.3kmのところで(「岩清水入口」の標柱がある。)側道に下りる。ただし、側道は狭く、下りると未舗装になるので注意。鳥居があり、その前に駐車スペースあり。
昔、「岩清水」の近くに、黒い斑点がある銀色の蛇が棲んでいた。村人は霊蛇として崇めていたが、寒風山麓にある「宗泉寺」の徳善民道和尚が見ると、この蛇はやがて天に昇るときに天変地異を起こすものと知り、秘法で岩に閉じ込めた。よって、この石を「封蛇石」という。この蛇は、閉じ込められるとき「万病平癒成就・大漁満足・諸縁吉祥を男女に与える」と誓ったため、村人は「岩清水大竜王」として祀るようになった。そじて、「封蛇石」の下から湧き出す清水に浸かると、足腰の病が癒えるといわれた。また、子授けにも御利益があらしい。逆に、この石にいたずらすると、良くないことが起きるという。
現在もきれいな清水が湧き出しており、傍らの「岩清水大竜王神社」もよく手入れされている。また、この水を汲みに来たり、山菜のミズ(ウワバミソウ)を採りに来たりする人も多いようだ(ただし、生水は飲まない方が良い。)。
男鹿市観光協会のHPから(寒風山・脇本エリア)
写真1:「岩清水」入口の鳥居
写真2:「岩清水龍王」の石碑
写真3:「岩清水大竜王神社」
写真4:「封蛇石」。実際にはかなりの巨石らしいが、木や草に覆われて全貌が知れない。
写真5:同上。岩に割れ目があるが、徳善民道和尚が秘法でいったん岩を割り、その中に蛇を閉じ込めたという。
写真6:「岩清水」の北側の道路からも入口があるようで、「菅江真澄の道」の標柱が設置されているが、見た通り荒れている。
写真7:「海蔵山 宗泉寺」(場所:秋田県男鹿市脇本浦田14)。円仁(慈覚大師)の開創で、現在は曹洞宗であるが、元は天台宗であったという。本尊:薬師如来。