眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

ストーリー・キラー

2009-10-11 18:51:59 | 猫の瞳で雨は踊る
----私は何度も殺してきたのだ。
----物語の中で生きたまま、たくさん置いてきたのだ。

猫は、告白を終えて、ケータイを閉じた。


*


マキは、眠った猫からケータイを奪い返し開いた。
「わー。怖い」
穏やかに眠るストーリー・キラーの横顔に目を落とした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする