眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

noteを離れてわかったこと

2024-01-09 11:13:00 | ブログ反省会
 noteを離れてわかったことは、やることが1つ減ったということです。人間の時間は1つ1つの動作によって奪われていきます。1つと言っても決して小さいとは言えないのではないでしょうか。

 noteとは、SNSの一種です。ブログに似たものだと捉えることもできそうです。noteをしていたと言っても、やっているのはgooブログと全く同じでした。ブログで書いて思い入れのある記事を、そのまま時間差で投稿しているだけでした。なので、やめたと言っても、元々やってもいなかったとも言えます。

 noteには「スキ」というのがあって、赤く灯るのは、何かときめくところはあるような気がします。しかし、無差別に「スキ」しまくったり、「スキ」を自動化して量産するツールもある。なんて話をきくと、流石に萎えるものがありますね。 

 SNSにありがちですが、最初は多少の交流的なものもありました。創作活動とは言っても、ささやかな交流は励みにもなるものです。だけど、不思議とだんだん下火になっていきます。(まあ、自分から行くことがないのだから、必然だとも言えましょう)

 自分なりに頑張ったもの(それなりによく書けたと思えるもの)ほど、それに反して共感は得られないような気がします。頑張ったようで頑張っていない。それなりくらいでは何も響かない。そういうことも言えますが、そもそもほとんど誰も読んでいないのです。目につく機会さえ乏しいものです。詩や小説のタグやお題に、どれだけの力があるでしょうか。
 ああ、そうだったな。改めて気づいて、急に思うのです。

「ここで何やってるのだろう?」

 それだったら、もっと他に動作を向けてもいいのではないか。コーヒーを飲んだり、読書をしたり、食べ歩いたり、山にこもったり……。他にすることはないのかなとそんな気持ちになることがありました。

 noteには無料プランと有料プランがありました。(ブログでもそういうのが多いですね)noteには、マガジンというのがあるのですが、gooブログで言う「カテゴリー」みたいなもです。それが無料のだと確か10ほどしかできなかったと思います。たった10? gooブログも以前は少なかったように思いますが、今は無料でも100カテゴリーは作れます。(誰が100ものカテゴリーを必要とするの?)でnoteの有料プランに入るともっと増やせるということで、結局入ってマガジン30くらい作っていた時期がありました。それである時、マガジン(カテゴリ)増やすだけのために月500円とか払ってていいのかなと思い直して抜けました。noteの話も長くなってしまいました。

「何か眠くなるな」

 どこからかそんな声が聞こえそうです。
 それで年の瀬くらいに下書き保存していた記事を全部出し切って、noteはやめてしまいました。何か昔たくさんいた自分の周りの人がみんなやめていったような気が、かなり前からしていて。どうしてかなとか思いながら、モチベーションが下がってしまいました。
 まあ、やめたと言いつつマイページは残っていますし、いつでもまた始めることもできます。

「もうフットボールは引退します」

 と言っても、「引退を撤回します!」と言えば、再び始めることも可能なわけです。将棋ウォーズも1日指さず、2日指さず、と続けていけば、自然と離れていくこともできます。でも、ログインすればいつでも再開はできます。だいたい何でもそうですね。
 何かけじめをつけたくて「やめた」と言ってみたくなることもあります。まあ人間さえやめなければ、いつでも復活することはできるのではないでしょうか。
 何か違うと思ったら、一旦離れてみるのもいいかもしれません。

コメント
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