眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

好きなこと、求められること(銀河系フットボーラー)

2020-04-11 10:54:00 | 【創作note】
彼はサッカーが上手だった
誰よりも上手くボールを扱うことができた
けれども、どの大陸にもプロリーグがなかった
彼は大地を蹴って星を飛び出した
そして、銀河系フットボーラーになった


誰にでもこだわりがある
その「こだわり」を
褒められたり
求められたり
頼られたり
高めていけることは
その人にとって幸福ではないか

だが、そうではなかったら……

「こだわり」を
煙たがられ
疎ましがられ
敬遠され
鼻で笑われているような世界だったら

(自分の愛するものが無価値だと言われたら)

それでも
「こだわり」を持ち続けることはできるだろうか
高めていける人はいるのだろうか


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