コーヒーが喉を通り抜ける瞬間
僕は遠い宇宙のことを想う
生きていることを
ほんの少し実感する
コーヒーが体を暖めていてくれる
その恩恵が続く間だけ
僕は何かを書くことができる
書いている間だけ
僕はありふれた厄介事と一緒に
自分を消し去ることができる
(本当の自分と歩くことができる)
どこまで行くことができるか
一日の歩幅は限られている
コーヒーを
無限にそばに置くことはできない
子供の頃はアニメ『ルパン三世』をよく見た
帽子を奪われた次元は上手く撃つことができなかった
(帽子を使って狙いを定めていたのだ)
強さと脆さが近くにあって驚かされた
(本当に大切なものは何か……)
時々そんなテーマを思い出す
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