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日曜教室@今年最終

2008-12-21 21:23:16 | 将棋
今日は、ご新規さん3名が来てくれました。

南小や山王小の取組や色々なルートで、この教室を知って頂いて、新しい子が来てくれる事は、嬉しい事です。


ご新規さんの話題は、後程として今回はレオン君の将棋を紹介しましょう。

他面指しで、棋譜が無いのが残念ですが、6枚落ち先崎先生の書籍から雀指し戦法を定跡とおり受ける。

まだ、6枚では勝負になりませんが、定跡とおり指して勝つ感触を経験して貰い、次第にレベルをアップして行く、勝ったり負けたりを繰り返しながら強くなって貰いたい。


レオン君の将棋は、一言で言うと綺麗な将棋でセンスが良い。
実戦を積めば、終盤の王様を倒す技術も見に付け、これからグングン伸びて来る事でしょう。

次回は、棋譜を載せたいと思います。



次に・・・・


アンヌ隊員とは、ユーキチ君と同じレベルの6枚を今日から始めました。

ユーキチ君とは、この手合いでストリートファイトですが、アンヌさんは、まだそこまでのレベルじゃないから、先崎先生の四間飛車で戦って貰いましたが、まだ振り飛車からの攻撃は、無理と思いラピュタに変更。

空中に浮かぶ城を撃ち落せる日まで、このラピュタで戦おうと思います。
ネットも含め、実践力が付けば凄く伸びるでしょう。

ユーキチ君は、勝利への欲が出れば強くなれるが、まだまだ、その時期が来てない感じですね。
春にならなければ、春一番は吹かないから、気長に時期を待ちましょう。(笑)







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竜王戦より

2008-12-21 09:47:47 | 将棋

最近、このブログも私のライティング・ダイエットに使う様になり。

将棋の方が、疎かになりつつあるので、少し修正です。

今期の竜王戦は、勝った方が永世竜王そして羽生名人は、永世七冠が掛かってる事からマスコミにも大きく取上げられ、注目を浴びた棋戦でした。

 そこで、少しこの話題を書きましょう。 渡辺竜王が第6局と最終局に採用した戦法は、「中原流急戦矢倉」と云いまして、囲いが薄くなる事に目をつぶりとにかく中央を厚くして、その攻撃力で攻めつぶす狙い。

図は、1988年▲島-△中原(竜王戦)ここから、▲2五歩△5四銀▲2四歩△同歩▲同飛△2三歩▲2八歩と進みました。

矢倉は、後手番になると1手の差から、専守防衛になり易く主導権を取る意味から、▲6六歩と先手の角道が止まり▲7九角から、先手の角が働くまでの時間差を利用して、攻撃陣を築くものです。

他に、「米長流急戦」 や塚田九段開発の「△6二飛戦法」などがあります。

この「中原流急戦矢倉」は、一時期他の棋士も採用し流行しましたが、どうしても玉が薄く、やがて指されなくなってしまった。 

そこでである、何でも穴熊にしてしまう渡辺竜王が玉が薄くお蔵入りした戦法を用い同一戦法で連勝しての防衛を果たされました。 

渡辺竜王は、振り飛車を指されませんから後手番は、△8四歩オンリー。

今回、20年前に流行した戦法に羽生名人を誘い薄い玉形で力勝負に竜王の地位を掛けられました。

羽生名人も7局目は、新たなる改良策で迎え撃たれ白熱した攻防は、多くの将棋フアンを魅了させて下さいました。 

将棋を、少ししか勉強していない私ですら、両雄の水面下の戦いが見える如くですので、これから勉強して来る、子ども達は、もっと深い理解をする事になるでしょう。 

数年後~数十年後、将棋を勉強した事で、何かを掴んで頂けるように様になったならと遥かなる想いも込めまして、紹介しました。

 

 

 

 

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