将棋の駒の動かし方をクリアした子ども達が、最初に実戦で教える手合いが、この8枚落ち。
1.数の攻めで香車+飛車&角の援護で端を破る。
2.成った香車と上手の金と何とか交換して、駒得と玉の守りを弱くする事を、覚える。
3.簡単な3手詰(別コーナーで学習)を利用して上手玉を詰ます。
上手の心得として
1.手順や形を、何回も繰り返し右手に浸み込ます。
(低学年では、理屈は少なく)
2.上手変化技を使わない。
(勝負じゃないから、申し合い稽古で投げられる)
3.玉は下段に逃げる。(笑)
(上部に逃げるのは、永遠に詰まないから最初は下段に逃げるのが定跡)
4.感想戦は無理だから、変な手指したら、その場で注意してヒントを出す。
そして、教えた通り指してきたら、勝たせてあげる。
誰でも同じですが、勝つと嬉しい。(笑)
たくさん勝って少し負けると、負けた悔しさをバネに更に勉強してくれると嬉しいが、なかなか夫々の性格もあるから難しいところです。(汗)
図は、だいたい8枚で、格好が出来てきた子ども達が出会う上手の変化技。
習った手順で、ひたすら攻めてみる。
▲1四歩△同歩▲同香△2四金・・・・ここで何か変な感じだが、これしか知らないから▲1二香成と突っ込み、上手に△1五歩とされ唖然・・・・(笑)
上手は、数で勝てないから技で勝負。
この変化に苦しんだ子ども達が、自分が上手持った時、この変化で指して来る。(笑)
小さくても勝負師の心だなぁ~~て
上手のみなさん、多少実力付いた子に指しましょうね。
さて、ここからどうするんだろう?
端を破っているから、ここから継続して指し進めるか、図で別の手順にスイッチするか。
図から、▲6六角と出て、▲9三角成で脅し、△8二金を強要して▲5六歩と突き、次に▲5七角を狙うのもありかな?
初手から、▲2六歩~▲2五歩として△2四歩突かせないとか???
うん? これって6枚落ちの手筋だな。