右図が巨泉流の理想形で、ポイントは以下のようになる。
(1)序盤は右四間に構える。
(2)▲4八飛に△3三桂以外ならただちに▲4五歩と仕掛ける。
(3)△3三桂なら、▲6六歩~▲6五歩と位を取り、さらに▲7八銀~▲6七銀上と位を補強する。
(4)△1四歩には▲3八金と上がる。また△1三角には▲4七金と上がる。
(5)▲7八飛と振り直し、石田流に構える。
(6)囲いは▲2八玉-▲3八金-▲4八金型が基本。
(7)玉頭の位は取らせる。
(8)△5三銀-△3一角型を見てから▲9七角と上がる。ただし△4五歩のないときは上がってよい。
(9)端は1筋は受けない。9筋は受ける。
(10)態勢が整ったら、▲7五銀~▲6六飛から総攻撃開始。
☆銀多伝で、プロの先生に指導対局で勝てるようになったら(あくまでも指導レベル)巨泉流が面白いかも、東大将棋のソフトだと対応が入って無いから楽勝してしまう。