定跡を教えると記憶するので、その通りに駒が進んで来る。
上手陣は、あえ無く破られ必勝形になるが、その後上手の王様は空中遊泳して捕まらない。
駒落ちの構造上「うえからマリコ」定跡は使えず、「横からおりょう(龍)」「下からりょうま(龍馬)」となるところが初心者には難しい。
飛車・金コースを卒業すると飛車・角コースにステージアップ。
同じ理屈で、金を打ったイメージの場所に角を成って馬を作り「玉子サンド」にすれば良い。
間違えたら何回でもイエローカード(待った)を繰り返し、身体に浸み込むまで何回も何回も繰り返す。
この同じことの繰り返しを苦にしない子どもさんは、いわゆる将棋に向いていると言えるかもしれない。
逆に向いてない子どもさんに、無理して仕向けるものでもないと思う。
次に上手の持ち駒に「歩」を、一枚入れると10倍将棋が難しくなる。
一歩千金とは、この事なりと言えるかもしれない。
だいたい▲3二竜と王手をしてきて追う手となり永遠に捕まらない。
歩でブロックされた飛車ビーム光線を、再びターゲットに照射する術を理解すれば、やっと10枚へ行ける。
10枚落ちでは、9枚も上手に歩が存在している。
寄せる力と定跡の知識を同時に進行させないと、竜頭蛇尾棋士(管理人みたいな)になってしまうので、終盤から序盤へ
時を進める事にした。
この辺りを会得出来たのも「終盤から来た少年」との出逢いがあったからの様な気がしてならい。
人との出逢いとは、良いものですね。
▲2四飛△2三歩に▲1三香成△同歩として1二の空間を作ってから▲2一金と捨て下段に落す手筋が見えれば、手数は長いが後は並べるだけとなる。
プロの終盤です。
△7六歩に対してどうしますか。
ヒント:終盤です。