この物語は、2月の新人戦(北海道大会)終了から始まった様子で、帰りの便で打倒アンヌ隊員だったそうだ。
今回の参加メンバーは、アンヌ隊員を除くと1~2年生で、ある程度部活動として時間が許される学年の選手達でした。
アンヌ隊員は、進学に向けて学業活動が中心で、新人戦以降駒を手にしていない状態だった。
そこで、3回戦を前にして連勝している選手を、こそっそりリサーチしてみた。
やはりコーチは、右四間を指導されていた様子だった。
女子選手は、振り飛車党が多く、それを一撃で破れる戦法として右四間飛車は最強で、飛車・角・銀・桂が働いて昨日今日覚えた四間飛車では、手も足も出ない内にゲームセットになってしまう。
リサーチの結果、桂馬を使わない右四間を用意されている様子だった。
実戦も上の図となり、にわか仕込みの情報源だったが、何やら役に立ちそうな雰囲気。
△6五歩から角交換をしたのが上の図で、たぶん正解手は▲6八飛だろが△6六歩と押さえ込まれた時に、返し技を持っていないと電車道になり兼ねない。
そこで、バンバンと駒を交換して居飛車得意のモードだが、ここで用意していたのは▲6六歩!
はっきり言って最善手では無いと思うが、取れば▲7七角が見えているから取らないだろう、△6二飛くらいだろうが▲6八飛と手を渡せば、実戦経験が少ないだろうから二の矢の攻めは描けなず泥沼に誘導できれば、これまでの経験値が活きて相手は自滅するだとうと。(実戦は想定外の手でした。)
中盤の入り口で、55:45くらいの不利でも、想定外の局面に持ち込めば大丈夫だろうと上の作戦でしたが、今回は上手く行った感じでした。
関連レポートは、また次回に。
選手応援団のランチは、パスタでした。