2局目は、46銀と出る形を試して三田寛子。
これは対策があった様で、淡々と駒を進めて来られました。
後手から45歩と来られ、撤退するのは大人しい作戦負けな感じだったので、思いきって取ってみることにした。
ここで88歩としたのは、87歩としてくれば破られますが、その時間差を利用して67に居る金を中央に使いたかった為でしたが、後手から46に歩を置かれると困った事になってしまいそうです。
なのでここでは、逆に46桂と指すとこるでした。
この辺りは、大局感が問われそうで反省点ですね。
これを見逃してくれたので、金が中央に辿り着く事に成功しました。
上の図で44金と行きましたが、やねうら王先生は、角から切りなさいと囁かれましたが、その先の変化図では千日手でした。
苦労して、時間削って、相手の疑問手に助けられて千日手がソフト最善手とは、何やら寂しい秋の夕暮れ。
定跡の研究は大切です。