浮いたか瓢箪（ひょうたん） 軽そうに流れる
行く先ゃ知らねど あの身になりたや
風の盆は、この唄で最後になります。
何かと疲れましてので、胡弓の調で癒されましょう。
先手番で始まった棋聖は、野戦の事前研究が出しにくい作戦を採用して、名人に教えを請う様に駒を進める。
名人は、アマが最初にマスターする棒銀を使い、升田好みの遠見の角を放ちながら、自分の王様は堅い矢倉城に戦いながら入場させた。
棋聖の王様は、寂しく御一人様で、守ってくれる駒たちは、名人の攻撃を受けるため防人へと出向いてガラガラですが、鶴翼の陣形の如く働きAI評価値では互角と出ていました。
棋聖のランチは、お寿司で美味しそうです。
詰将棋のテクニックで、守り駒を退ける技がありますが、棋聖は歩を機関銃の様に一斉射撃して、名人のお城を破壊させ、最後まで待機していた銀に活を入れた段階で、全ての駒が働き、名人を追い詰めました。
持時間5分から、60秒以内で指す手がAI最善手だったのには驚きです。
王将・棋王・名人を圧倒的強さで防衛してきた三冠王なので、これからの巻き返しに注目です。
