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ヤグラ・カタブラ

2022-05-06 14:53:05 | 将棋
 
王座戦に、藤井五冠が登場しました。
 
対するは五冠に、3勝2敗と勝ち越してる大橋六段です。
 
先手の大橋六段は矢倉を所望し、後手で受けて立たれています。
 
上の図は、1950年代の将棋で、先手:塚田正夫名誉十段 VS 後手:大山康晴第十五世名人のオープニングです。
 
飛車先の歩の交換は、3つの利ありとされていた頃なので、△3三角と受けています。
 
現代の矢倉は、これを受けません。
 
そして、先手も飛車先を切りません。
 
 
 
 
飛車先の歩を切って、矢倉に構えるとAIが発明した、居角左美濃急戦で潰されるそうです。
 
 
 
最近は、こんな形で序盤が進んで行きます。
 
あの綺麗な矢倉は、どこへ消えたのでしょう。
 
 
1969年1月17日 王位戦、先手加藤一二三 vs. 後手中原誠 戦。
 
 
 
原田泰夫九段作。

Comments (2)
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