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ヒフミン・アイ

2024-07-11 10:29:00 | 将棋




お寿司にしました。

にぎりの徳兵衛のランチメニュー。






しじみ汁美味しかったので、お代わりしました。









昨日の続き。




竜で銀を取って同玉に、と金で金を取って同玉に桂馬で王手。


上に逃げ角で王手の時に、横へスライドして逃げると詰まされる。


しかし、下に逃げれば駒が足りなくなり詰まない。


最後は、読みの世界ですね。

(どちらも詰まないと読んだ自分は、修行が足りなかった。)

(何となく、正解ルートに手が伸びたのがラッキーでした。)



その昔、矢倉戦と言えば堅固なお城に飛・角・銀・桂の駒の配置が綺麗でした。



A.I.が序盤戦を変えてしまって、今は川中島みたいな、野戦になる将棋が多くなりました。






先手の郷田九段。

これこれ待ってました。

そして。





もう一手。

玉を囲いに寄せれば最高ですが、果たしてどうなるのでしょうか。


ここで、ヒフミン・アイ。





伊藤叡王は、雁木の構えから右四間に布陣してます。

次に△8五桂と跳ねるか、△7五歩と戦線を拡大するのか。

手番が来れば、いずれにしても総攻撃が始まります。


なので、郷田九段は攻める手を選ぶのでしょうが。

それ。

攻めているのか。

攻めされられてるのか。


ちなみに加藤一二三先生は、先手後手同型でも、反対側から覗くヒフミン・アイをされるそうです。






大山康晴名人は。


「強くなりたいなら矢倉を指しなさい。」

「攻めたり、守ったり手を重ねる時の読みが力を蓄える。」


この将棋も、プロの芸を充分楽しめる中盤戦でした。







そして最終盤。


伊藤叡王は、郷田九段の王様に一番近い金を桂馬で狙いました。


プロはセオリーに忠実です。

早速、教室の教材にしてみます。






こいなぎさんのサイトから。

9手だと思う。




これ、滅茶美味しいが確実に肥ります。


飛騨の国は下下の国で、雪に閉ざされた冬は漬物と味噌でした。


最近では、飛騨牛を入れる高級料理になってます。


観光で来られる方は、是非お試しあれ。





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