良い本を見つけましたので紹介します。
高橋先生の「囲い別詰将棋初段・二段・三段」 詰みの長さは、5手~21手と有段者向けの形ですが、手順は長くても必然手が多く、取組みやすい内容にまとめてまります。
矢倉・美濃囲・銀冠・穴熊の基本手筋が、ふんだんに盛り込まれていまして、詰ます事が出来なくても、解答手順を覚えるだけでも勉強になります。 三段レベルになると、こんな形から本当に詰むのかと知るだけで、実力アップ間違いなし。
図は、三段レベルの問題ですが簡単ですので紹介します。
菊水矢倉の詰手順、4手までは決まりです。
5手目に何が良いのか、桂馬を捨てて空間作る例の手筋で収束させます。
初段以上を目指す皆さん、実戦にも役に立ち面白い本です。
是非購入してチャレンジして下さい。
子どもたち用に『佐藤康光の 寄せの急所 囲いの急所』なんてどうでしょう。「棋書ミシュラン」「棋書評価委員会」でも高評価ですしね。まずは手筋から(私も含めて~矢倉囲いは慣れてないなぁ~苦笑)
この問題、昨日の土曜教室でコータ君に出したら10分くらい考えて「あっ解けた~~」と5手目もクリアして収拾してしまった。(汗)
別の三段クラスの問題もユー君が、デコボコしながらも何とかゴールしましたし。
うちの四天王クラスには、そこそこの問題かと思います。
実戦で、こんな第4コーナーの追い込みの実力付けたら序盤から一手一手慎重に指さないと永遠に勝てなくなりそうですね。(笑)
康光先生の本も見てみます。
目的は、囲いの急所を一緒に勉強ですから。
僕もすごく良い本だと思います♪
詰将棋嫌いだったのに、この本のおかげで毎日解くようになりました。
ただ低級者の僕には、読めない変化もちょくちょくあるので、そこがちょっとしんどいです。
たとえば、問題123「玉を追いまわす」の変化。
後手の持駒:飛二 角 金 銀二 桂 香三 歩十
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
|v香v桂 ・v金 ・ と ・ ・ ・|一
| ・ ・v玉v銀 ・ ・ ・ ・ ・|二
|v歩v歩v歩v歩 ・ 角 ・ ・ ・|三
| ・ ・ 歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|五
| 歩 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
|vと ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+
先手の持駒:金二 銀 桂二
▲8四桂 △同 歩 ▲8三金 △同 玉 ▲9五桂 △7四玉
▲7五銀
ここで、△同玉としてくれるから▲7六金と追って詰むんですよね?
でも、▲8五 玉とかわされたらどうやって詰むのか、、、
おそらく、有段者の方からみると、あまりにも簡単な答えだったりするので載ってないんでしょうね。
でも、こういうのが分からない人にとっては、ちょっとキツイです。
管理人さん、この変化わかりました?
質問掲示板じゃないのは分かってますので、厄介でしたらスルーしてください。
▲8六金△94玉に▲6一角成りと金を取ってなりこめばいいんですよね!
この問題の回答の題名に「61の金はとらない」とあるので、▲7六角成りとして△8五香とでもされたらどうしようかとウンウンうなってました。
こんなかんじで、解ければ気づかなかった頃の自分がバカなのか?と思えるような、妙に読めない変化がときどきあるのがちょっとイタイです。
でも、この本スキ♪