5月18日(日) 5月10日(土)の続き
世田谷美術館の萬KENBUN録 逍遥・鎌倉―鎌倉の美術館と近代建築を巡る旅―
かつては高級別荘地として、また著名な文筆家、画家たちが住まいを構えた文化的な場所として知られている鎌倉。今では湘南随一の観光地として多くの人々が訪れる地となっています。しかし、明治後期から昭和初期にかけて造られた貴重な近代建築が数多く現存していることは意外と知られていません。今回はこうした往時の面影を伝える建築物を巡りつつ、新緑に包まれた鎌倉の文学館、記念館、美術館などを訪ねます。
日本基督教団鎌倉教会会堂 由比ガ浜二丁目 鎌倉景観重要建築物等第5号 1926(T15)築
ハリス記念鎌倉メソジスト教会会堂として建てられました
一般公開していないのですが特別に中まで見学できました。
日本基督教団鎌倉教会付属 ハリス記念鎌倉幼稚園 由比ガ浜二丁目 鎌倉景観重要建築物等第6号 1925(T14)築
旧安保小児科医院 御成町 鎌倉景観重要建築物等第16号 1924(T13)頃築
医師の安保隆彦氏により建てられ、1995(H7)年まで医院として使用されていました
2007年10月に鎌倉市景観重要建築物の内部を一般公開した際に訪れています。
ホテル ニューカマクラ 御成町13-2 鎌倉市景観重要建築物第27号 1924(T13)年築
戦前は山縣ホテル旧山縣ホテル
鏑木清方記念美術館(近代日本画の巨匠鏑木清方旧居跡)
当然、内部説明は案内人の宮崎徹氏(鎌倉市鏑木清方記念美術館主任学芸員)で
展示品の説明や庭の説明までして頂きました。
最後の訪問先に向かいます、
近い将来美術館の建つ土地を返却しなければならないらしいです。
案内して頂いた高橋直裕氏(世田谷美術館学芸員)と宮崎徹氏(鎌倉市鏑木清方記念美術館主任学芸員)両名の方、ありがとうございましたです。