5月10日(土)
世田谷美術館が開催する
萬KENBUN録 逍遥・鎌倉―鎌倉の美術館と近代建築を巡る旅―
かつては高級別荘地として、また著名な文筆家、画家たちが住まいを構えた文化的な場所として知られている鎌倉。今では湘南随一の観光地として多くの人々が訪れる地となっています。しかし、明治後期から昭和初期にかけて造られた貴重な近代建築が数多く現存していることは意外と知られていません。今回はこうした往時の面影を伝える建築物を巡りつつ、新緑に包まれた鎌倉の文学館、記念館、美術館などを訪ねます。
に参加して来ました。
案内人は高橋直裕氏(世田谷美術館学芸員)と宮崎徹氏(鎌倉市鏑木清方記念美術館主任学芸員)です。
集合場所は江ノ電長谷駅です、駅前の古民家に銀行の支店があり古都を感じます。
参加者は50数名、資料をもらい注意事項を聞いて出発。
のり真安齊商店 長谷一丁目 1924(T13)年築 鎌倉景観重要建築物第21号 農水産物加工問屋卸商店(乾物屋)
加賀谷邸 長谷一丁目 1925(T14)年築 非公開 鎌倉景観重要建築物第31号
川端康成記念館(旧川端康成邸) 非公開
鎌倉市長谷子ども会館(旧諸戸邸) 長谷一丁目 1908(M41)年築 非公開 鎌倉景観重要建築物第12号
鎌倉文学館(旧加賀藩前田家第16代当主前田利為氏別荘) 長谷一丁目 1936(S11)年築 鎌倉景観重要建築物第12号第1号 国登録有形文化財(建造物)
敷地内に長楽寺跡の碑がありました
北条政子が源頼朝の菩提を弔うために建立した長楽寺があったことから、前田家の別荘は「長楽山荘」と名付けられていた。長楽寺は鎌倉幕府滅亡とともに焼け落ちたそうです。
木立の影が涼しげです
室内は写真NGなのでありません
<続く>