「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

八ヶ岳西麓原村の2月(3) 夫婦料理対決チキン合戦 【照焼き編】

2010-02-24 16:55:30 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
前日に山荘で私が作ったプレ御柱祭奉納料理「鶏肉のグリル・マエミアーナ・ドゥーエ・マスミーゼ」があまりに美味しかったため、それが妻の対抗心を刺激した。私が使ったのとまったく同じパックの鶏モモ肉を購入し、それを使って別の料理を作ると言いだしたのだ。

夫婦料理対決チキン合戦である。私のがイタリアンなら、妻は和食。日伊対抗戦だ。妻はオーソドックスに照焼きを作るらしい。完成品はこちら(下の画像)。



私は飲みながら撮影するだけで楽だ。以下の料理の作成者は妻だ。

ほら!まったく同じ、A-Coopで買える信州産鶏モモ肉2枚。



長ネギをスパスパ切る。



タレをつくる。醤油、みりん、砂糖、真澄を少々。



適当な大きさに切り、軽く塩をつける。



片栗粉をつける。「つけなくてもいい。どちらも可能。好みで」と妻の説明が入る。



フライパンでサラダ油を熱して、鶏肉を焼く。ひっくり返して裏も焼く。香ばしいニオイが広がる。軽く焦げ目がつくまでしっかりと焼こう。だんだん料理のイメージが見えて来る。



切ってあった長ネギを投入し、これも焼く。



鶏肉から油がドンドンにじみ出て来る。あまりベタベタさせずあっさり仕上げるために、ペーパー・タオルで油を取りながら焼いている。細かい作業の積み上げが大事なようだ。あとちょっとだ。



ここでタレを一気に入れる。フライパンから湯気が上がり、キッチンの周囲は焼鳥屋さんのようなニオイに包まれる。犬も人間も鼻がビビビッと動く。「これはおいしいに決まっている!」と確信する瞬間である。



タレと具材を絡めながら焼く。水分が軽く飛び、タレらしくドロッと肉に絡むようになったら出来上がりだ。タレが絡んで全体が茶色く変わり、食欲が刺激される光景。



これだ! おとうさんのお酒のつまみに最高。しかしお子ちゃまも奥様もじいちゃんもばあちゃんも誰もが大好きな味だろう。甘辛いタレに絡んだ鶏肉、ネギがうまい。七味もかけよう。



食べる。「おいしいねぇ・・・」と言う。で真澄を飲む。食べる。飲む。



なかなか盛り上がった夫婦料理対決チキン合戦。あなたのお宅も同じ材料を買い込み、対決してみてはいかがでしょう? 闘争心が燃え上がること必至である。楽しいですよ。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八ヶ岳西麓原村の2月(2) プレ御柱祭奉納料理/鶏肉のグリル・マエミアーナ・ドゥーエ・マスミーゼ

2010-02-24 08:36:51 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
原村の山荘に行ったら、せっかくだから山荘にこもろう! だからこそ料理! まもなく御柱祭だ。山荘にこもって勝手にプレ御柱祭! 馴染みのない方のために申し上げると、御柱祭で有名な諏訪大社には上社と下社があって、上社には本宮と前宮があって、前宮には・・・もういいか。あれこれ御柱関連のウェブサイトがあるので、お調べ下さいね。私の生半可な知識よりはそちらが良いだろう。

原村及び茅野市の泉野地区が今回担当するのは前宮二ノ柱である。んん?前回もそうではなかったかい?? 私が個人的にもよく存じ上げる地元の方々が前回がんばっておられるのを見た。凄かった!

今回は私のプレ御柱祭上社前宮奉納メニュー「鶏肉のグリル・マエミアーナ・ドゥーエ・マスミーゼ(前宮二ノ柱・真澄風)」の記事ズラ!



上の画像はどう? うまそうでしょ? イタリアン的に勝手にお祝いするプレ御柱祭。原村で適当に思いつき的に作ってみた。「奉納」の割りにはホントに適当で申し訳ない。山荘のキッチンは狭いし、材料は少なかったし。それでもウマウマだったのだ。さあ、諏訪大社上社前宮二ノ柱のことを考えながら作ろう。

******************************************************

A-Coop原村店で買った信州産鶏モモ肉のデカイの2枚。適度な大きさに切り、塩 + コショウして放置する。



これも同様原村で入手したタマネギ。画像のように細く長く切る。このことが後でサクサク感を出すのに重要。



これは常備。缶詰のホールトマト。便利である。



ニンニク少々。これをみじん切りしてしまう。



取り敢えず、コンソメとパセリを用意。コンソメがなければ、醤油あるいは塩だけでも可能だと思う。ブイヨンのキューブなんかでも対応可能ではないか。とにかくトマト・ベースのソースに味を付ける。



鍋の中にオリーブ・オイルを入れニンニクを最初に熱し、さらにタマネギを炒める。じっくりと炒めれば、甘い香りがキッチンに広がる。5分くらいは炒めただろうか。



そこにホールトマトの缶詰を開ける。普通のトマトでももちろん問題なく出来る。つぶしながら炒める、そして煮込む。途中コンソメを適量入れて味をつける。



煮込みながらイタリア産ワインを出して来て、鍋に200ml入れるのか・・と思いきや、そうではない。真澄を出して来るのだ。そしてドボドボ注ぐ。なんたって2010年特別奉納メニュー。真澄がなければ、ダイヤ菊でも舞姫でも良い。麗人も問題なし! しかし七笑や大雪渓はちょっとダメ。間違っても谷桜や七賢を入れては絶対ダメ。ここが重要なポイントである。



鍋に真澄を注ぎながら自分も飲む。飲まないとプレお祝いにならない。飲まないとならないのだ。



「真澄を注ぎ足したトマトもかなり煮詰まって来たな、でももうちょっとかな」ってなくらいで火を止める。その加減が大事だ。煮詰めすぎても、シャバシャバでもいけない。そしてフライパンにバターを落とす。



すでに塩 + コショウされしばらく置かれていた鶏モモ肉をバターで焼く。ジュージュー言わせて焼く。もうこれをそのまま食べてもOK!な状態だけれど、この料理はそれでは終わらない。



先ほど火を止めたトマト・ベースなソースの中に、焼けた鶏モモ肉を入れ、しばらく煮る。「煮る」と言っても、短時間でちょっと絡めるくらいの感じだ。基本は「鶏肉のグリル」であって「煮込み」ではない。最後に少しコショウを。



出来ちゃった。パセリのお手軽乾燥モノをパラパラ。



原村のパン店ベルグのバゲット。これと何かおかずがあれば、山荘の食事は形が整う。



どうです?トマトのソースをからめながら、鶏肉のグリルを食べる。タマネギも甘い。ニンニクやバターの香りが強い。真澄の香りも。簡単イタリアン上社前宮奉納料理でプレ御柱祭。鶏肉のグリル・マエミアーナ・ドゥーエ・マスミーゼをどうぞ。シメジくらいなら加えることも可能だろう。我ながら「美味しい」と感動する。



妻も大絶賛の奉納メニュー。しかし! これが妻の鶏肉への思いを刺激し、翌日には妻が同じく鶏モモ肉で料理をすると言い始めた。夫婦料理対決チキン合戦である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする