「おとーさん、おかーさん、遅いですよ、早く行きましょ」

ドガティ君の朝の散歩。
もう朝は寒い。
そろそろ広町の森へ行く季節。
・・・と思ったが、夜に少し雨が降ったみたい。
すると山道はぬかるみになるからね。
稲村ヶ崎へ行こう。

即座に方向転換。
軽さが身上。

路地をスルスルスル。

忍者かコソ泥。

スルスル!

やがて音無川に出た。

江ノ電の通り抜け道。

無事渡り切った。

海岸線、国道134号線。
台風19号の高波で稲村ケ崎あたりの国道とその歩道が崩落してからは片道通行規制(だったが、先日解除)。

音無川へ降りる。

国道の下を抜ける。

すると海岸に出る。

「おとーさん、長いリードつけてくださいよ♡」

ほら、どうだ。
これで遊ぼうね。
「ボクは、これからどうすればいいんだ?」

じゃ、岩場を歩きましょ。

江の島に向かって歩きましょ。

このあたりから七里ガ浜の駐車場にかけてはドガティ君のいつもの遊び場所。

「わーーい、わーーい」

ここが先ほど申し上げた崩落現場。

海岸線がすり減っているのに、ちゃんと護岸工事しなかったツケ。
90年代初めまでは、稲村ヶ崎も岩盤が露出なんかしてなくって、海水浴場だったくらいだ。
海岸線の砂が流失してしまい、岩盤が露出したのだ。

無残な崩落跡。

「そんなことよくわからないが、とにかくボクは遊ぶ」

朝日を浴びる。楽しいなあ。

ボールを追うぞ。

ボールを追うが、取って来る。

ボールを振り回す。

「おかーさんには渡さない」
「でも渡す。でないと、おかーさんに遊んでもらえないから」

「早く投げてくださいね」

「また、取りに行くよぉ~♡」

「とりゃぁ~、また取りに走るぞ」
さあ、帰りましょう。

もう朝ごはんの時間ですよ。早く帰らないと。
あなた遊びすぎです。

このおもちゃで吊り下げながら帰る。

帰ってきましたよ。七里ガ浜住宅地。

「ボクはこれで遊ぶぅ~!!」

「まだまだ遊ぶぅ~!!」

海岸の砂でドロドロのドガティ君。

帰ったらお風呂へ行かないと。
【つづく】

ドガティ君の朝の散歩。
もう朝は寒い。
そろそろ広町の森へ行く季節。
・・・と思ったが、夜に少し雨が降ったみたい。
すると山道はぬかるみになるからね。
稲村ヶ崎へ行こう。

即座に方向転換。
軽さが身上。

路地をスルスルスル。

忍者かコソ泥。

スルスル!

やがて音無川に出た。

江ノ電の通り抜け道。

無事渡り切った。

海岸線、国道134号線。
台風19号の高波で稲村ケ崎あたりの国道とその歩道が崩落してからは片道通行規制(だったが、先日解除)。

音無川へ降りる。

国道の下を抜ける。

すると海岸に出る。

「おとーさん、長いリードつけてくださいよ♡」

ほら、どうだ。
これで遊ぼうね。
「ボクは、これからどうすればいいんだ?」

じゃ、岩場を歩きましょ。

江の島に向かって歩きましょ。

このあたりから七里ガ浜の駐車場にかけてはドガティ君のいつもの遊び場所。

「わーーい、わーーい」

ここが先ほど申し上げた崩落現場。

海岸線がすり減っているのに、ちゃんと護岸工事しなかったツケ。
90年代初めまでは、稲村ヶ崎も岩盤が露出なんかしてなくって、海水浴場だったくらいだ。
海岸線の砂が流失してしまい、岩盤が露出したのだ。

無残な崩落跡。

「そんなことよくわからないが、とにかくボクは遊ぶ」

朝日を浴びる。楽しいなあ。

ボールを追うぞ。

ボールを追うが、取って来る。

ボールを振り回す。

「おかーさんには渡さない」
「でも渡す。でないと、おかーさんに遊んでもらえないから」

「早く投げてくださいね」

「また、取りに行くよぉ~♡」

「とりゃぁ~、また取りに走るぞ」
さあ、帰りましょう。

もう朝ごはんの時間ですよ。早く帰らないと。
あなた遊びすぎです。

このおもちゃで吊り下げながら帰る。

帰ってきましたよ。七里ガ浜住宅地。

「ボクはこれで遊ぶぅ~!!」

「まだまだ遊ぶぅ~!!」

海岸の砂でドロドロのドガティ君。

帰ったらお風呂へ行かないと。
【つづく】