OpenAIという米国のAI(人工知能)研究所がある。
OpenAIが提供しているChatGPTは対話型で開発されており、会話が楽しめるというので、私もやってみた。

まずは無理と知りつつ、米国が年内に景気後退に陥るのかどうか、ChatGPTに意見を尋ねてみた。
やはり経済予測についての意見は提供してくれないらしい。ChatGPTの答えは景気後退についての一般的な内容に終始している。
「トヨタの株価の今年の底値はいくら?」なんて尋ねて答えをもらい、大儲けしようと思ってもそれは無理なのである。
因みに英語で問いかければ英語で答えくれるし、日本語で問いかければ日本語で答えてくれる。

鎌倉市内で一番おすすめの飲食店はどこか?なんて質問にも答えてくれなかった。
「おすすめの」なんて言葉で、ChatGPTになにか判断させることは出来ないのである。
具体的に、横浜中華街でメニュー価格が最も高いレストランはどこであるかを尋ねてみたが、それも答えてくれなかった。それくらい答えてくれてもいいだろうにと思うが、無理らしい。
そこでもっと具体的に、横浜中華街で月餅を売っている店はどこがあるかを尋ねたところ、ChatGPTは4店を教えてくれた。

ご覧のとおりだ(↑)。
しかし代表的なお店である重慶飯店や華正樓を答えて来ないのは不思議である。私は先日も華正樓で月餅を買ったぞ。
私のブログの知名度を確認しようと思い、「七里ガ浜について書かれたブログを教えてください」と頼んでみた。
すると5つのブログを提示して来た。その中に私のブログはない(泣)。
おかしいなあ。ChatGPTってモグリじゃないのか? Googleで「ブログ 七里ガ浜」ってキーワードで調べれば当ブログはトップで出て来るよ。

七里ガ浜なんて狭い範囲で特定しなくても、Googleで「鎌倉 ブログ」と検索すれば、ブログ検索サイトや旅行記事検索サイトの次に、つまり無数ある鎌倉関連ブログのトップで、当ブログは出て来るくらいなのに。

やはりChatGPTってモグリだろ(笑)。
じゃあ、これなら絶対私のブログが出て来るだろうと「鎌倉と八ヶ岳について書かれたブログを教えて下さい」と尋ねてみた。

ChatGPTは5つのブログを提示して来たが、そこにも当ブログはなかった。がっかりさせるなぁ。徹底的に当ブログは嫌われている。AIとは相性が悪い。
ちょうど宮城県の名酒浦霞を飲んでいたので、ChatGPTが答えやすそうな質問をしてみた。

「日本酒の浦霞についての評価を教えてください」と尋ねてみたのだ。

そうしたら、ChatGPTはペラペラと答え始めた。
ところがAIも間違うのね。上の画像の回答の1行目から2行目にかけてをご覧ください。「一般的には「うらか」と読まれます」と答えている。
なぜそうなったんだろう? 浦霞は「うらかすみ」と読むのが正しい。下の画像で「Urakasumi」とあるのをご確認ください。

こういう時は誤りを次の会話で指摘してあげると良いらしい。ChatGPTが理解を修正するらしいよ。
ついでにこれなら知ってるかと思い「ジャック・ラッセル・テリアのドガティ君を知っているか?」と聞いてみた。

すると「ドガティ君は犬の洋服ブランドDOG DOGのモデル犬であり、アクティブで元気でSNSでも人気があり、ドガティ君をモチーフにしたグッズも販売されている」との答え。モデル犬で有名な別のドガティ君がこの世にいるんだろうか? DOG DOGって犬のブランドも聞いたことがないなあ。我が家は犬のグッズ販売なんてしていないし。
「七里ガ浜で暮らすドガティ君について書かれたブログを知っているか?」としつこく食い下がって尋ねてみたが、上の画像でわかるように、ChatGPTは素っ気なかった。CharGPTは、徹底的に私のブログを無視するつもりらしい。
さて、ランチの用意。
サラダづくりから。

中華風サラダ・ドレッシング。

スープに入れるネギ。

おかずに添えるかいわれ。

スープはサッサと簡単に作る。

材料はこれだけね。

豚バラ肉を切った。

厚揚げも切った。

ごま油で炒める。

材料はコチュジャン、オイスターソース、ごま油、酒、ニンニク。

全部入れて味付けだ。

はい、完成。

豚ばらと厚揚げのコチュジャン風味炒め定食。

ランチはしっかり食べましょう。
試しにChatGPTに、「豚バラ肉とコチュジャンを使ったおいしいレシピ」の紹介を頼んでみたら、スラスラと紹介してくれた。こういう質問は得意らしい。

自分で今回の料理を作って、豚バラとコチュジャンが余ってしまったと仮定しよう。
その残った材料である1.豚バラ肉と2.コチュジャンを使って、翌日のランチに何か料理を作りたいがレシピを思いつかない場合、このChat GPTに上記のように尋ねればいいってことになるね。
AIっておりこう。