原村の話は前回で終了。
しかし札幌のG7環境大臣会議の報道を見ていて、私は原村のてっぺんの気候について考えていた。
現地の気候がずいぶん変わったのだ。
この画像(↓)はある人が私に以前くれたもの。2000年頃の画像で我が山荘が大雪に埋もれているところだ。玄関前の階段ほぼ全部が雪に埋もれている。除雪された道路から敷地に入ると雪は腰の高さまであって、玄関に入るまでが一苦労。
20数年前はそんなことが頻繁にあった。それが今はない。
原村のてっぺんの気候は、鎌倉に比べれば極端なので、時系列的変化が把握しやすい。明らかに積雪量は減った。
今回3月31日に到着したら、日陰に残る残雪はこんなもの(↓)だったが、これって、例年ならゴールデンウィーク頃の状態だ。現地では一昨日にまた降雪がみられたようだが、とにかく敷地内の春の残雪もここ10年くらいはかなり少なくなって来た。
もっと驚いたのは前回2月上旬に山荘に行った時に、雨が降ったことだ。四半世紀近くここに通っていて2月に雨を経験したのは、私は初めてだ。
この画像がそれで、屋根が雨に濡れている。
今回の滞在は4月上旬だったが、それにしては阿弥陀岳の雪もちょっと少なかったなぁ。
現地の夏の日の最高気温や冬の日の最低気温がジリジリと上昇していることも、普段からよく感じている。
真夏でも窓を開けたまま山荘の中にいると、2000年頃だと風邪をひきそうだったが、今は平気だ。
そんな変化が今後も続いたとしよう。我々還暦過ぎの人間は残りの人生も少ないのだから、それでもなんとかなりそうだが、我々も早く頭を切り替えて策を講じないと、後代の人々は困るだろう。
G7環境担当大臣会議では日本は防戦一方だったらしい。
日経曰く「議長国の日本が抵抗勢力に」(* ´艸`)クスクス
他の先進国にまったく追いつかない。
と言うか、日本はいつまでも基本的に変える気がないように、他の先進国には見えるだろうねえ。
日本は石炭と石油を燃やし続けるらしい。フードロス(これも回りまわってCO2削減の妨げとなっている)も多い国だしね。
福島原発の惨状を見てドイツはサッサと原発廃止を決め、先日ついにドイツ国内最後の原発が停止。議論はいろいろあるし、それはそれでまた別の問題もあるだろうが、こういう徹底ぶりはすごいよね。当の日本は特に大きくは変わらず、原発は続々再稼働中。安全に関して日本の原発が抜本的に何か良くなったとは思えないが・・・。
何ごとも素早く大きく切り替えることがないタイプの国、日本(〃艸〃)ムフッ。
ではここからは七里ガ浜住宅地での話。
カナメモチ。
細かく言うと種類はいくつかあるらしく、品種改良されてレッドロビンなんてのもある。
若葉が赤いのでかわいらしく、生垣に使われることが多い。
生垣としては管理が少々難しいようだが、美しく刈り込まれて密になると、春はすごくキレイ。
なぜか理由はわからないが、七里ガ浜住宅地の緑のプロムナードではカナメモチが高木の一種として多く植えられている。
どういう理由で選ばれたんでしょう。たしかに刈りこまなければ高木としても使えるが。
不思議。。。
緑のプロムナードにはアラカシも多い。
これは昭和の住宅街の特徴でもある。
最近はあまり使われないと思うよ。
アラカシの葉はご覧のとおりだ。若葉は赤い。
幹はこんな状態だ。
これもアラカシの葉。
再びアラカシの幹。
我が家にも1本アラカシのような、あるいはシラカシのような木がある。
それがアラカシなのかシラカシなのか、よくわからないのだ。
外見上、アラカシとシラカシはよく似ている。
あとでお見せしますね。
こちらは紫陽花。
もうスタンバってますよ。
桜が終わったら、次に楽しみなのは紫陽花。
その下にはムスカリ。
大群だ。
これ(↓)が先述のアラカシかシラカシかよくわからない我が家の木だ。
七里ガ浜住宅地には、以前西友園芸七里ヶ浜店という園芸店があった。
私はそのお店の店長さんと仲が良かった。
そのお店に長い間植えられていた木が我が家にやって来た。
それがこの木だ。
さて、これはアラカシなのかシラカシなのか。
当時店長さんにそれを聞いたように思うのだが、忘れてしまった。
若い葉はご覧のとおり、赤い。
幹はこんなのだ。
広島大学によれば・・・
- アラカシの葉は倒卵状の楕円形で,シラカシの葉は披針形である.(シラカシの方が長細い.)
- アラカシの葉は上半に鋸歯があるが,シラカシの葉は全体に鋸歯がある.
- アラカシの葉の裏に細かい毛が生えているが,シラカシには生えていない.
住宅地内にある緑のプロムナードにあるアラカシとシラカシ、および我が家の木を慎重に見比べたところ、どうも我が家の木はシラカシのような気がする。
しかし自信がない。びみょー(^^)
春の庭。若葉が眩しい。
こちらはカシワバアジサイ。
今年は上手く咲いてくれるかな?
なぜかAndy Williams 1967初来日時のライブ盤で、五木の子守歌♪
1967年と言えば日本は高度成長期。
七里ガ浜住宅地を西武が分譲開始して間もない頃だ。
アンディ・ウィリアムズは当時全盛期だね。テレビ番組アンディ・ウィリアムズ・シヨウなんて日本でも放映されて、日本でも大人気。彼は味の素のCMにも出てましたね。
私はまだ小学生(笑)。
うらのまぁ~つぅ~やぁ~あぁ~あま♪
せみがなぁ~くぅ~♪
五木の子守歌って、いい歌だねぇ。
熊本県球磨郡五木村の五木の子守歌。
熊本の食品加工会社、五木食品。
鍋焼きであり、かつ「すき焼風」うどん。
コッテリしたものだ。うれしくなっちゃう。
ちょっと前の話だけど、西友七里ヶ浜店では超得(西友では安売りをこう言う)で、これが税抜き88円で売られていた。
88円ですよ。
安過ぎないかい?
それを買って来た。
加えてお隣のドラッグストア、ココカラファイン七里ヶ浜店に寄ると、あの京都の名店、天下一品のカップ麺が売られていたのでそれも買っておいた。
7
この日妻はお出かけして昼はそのまま外食して来るという。
「あなたひとりで、カップ麺でも食べたら?」とうれしいような情けないような提案があったので、素直にそれに従う。
私はカップ麺が大好きだ。ネギを切る。
さて、まずは五木食品のすき焼風うどんから。
「卵、肉、豆腐を加えると一層おいしい」と書いてあるが、卵しか用意できない。
卵は加えてみよう。
より詳しい作り方は裏面にあるよ。
蓋を開けると中はうどん、液体スープ、乾燥したネギが入っている。
それを全部出す。
ここに熱湯を入れて、加熱する。
やがてうどんを入れて煮る。
うどんをほぐす。そして液体スープを入れる。
さらに煮る。
付属の乾燥したネギを入れ、自分で切った生のネギを入れ、卵を入れた。
完成だ。
これはおいしい。
88円(税抜き)プラス卵1個で得られる幸せ。
おつゆがおいしいね。
親子丼のおつゆをちょっと薄くしたような優しく甘い味。
このおつゆを残しておいて、夜はごはんを炊いて雑炊にでもしたら、88円プラス卵プラスごはんで昼・夜2食も食べられたりして(笑)。
物価高騰の時代にありがたいわ。
次。
これは天下一品。京都に本社を置く有名ラーメン店だね。
熱湯4分と、やや長めだね。
作っているのはサンヨー食品。
中から出て来るのはかやく、そしてスープ3種。
そのうち、熱湯を注ぐ前に入れる袋が2つ、後で入れる袋が2つ。
これがややこしい。間違うと悲惨なことになる。
カップ麺で難しいのはそれだけだ。難しくはないか(笑)
この状態で熱湯を注ぐ。
本搾りを飲む。
果汁28%はすごい。
健康になる気もちょっとするので、どんどん飲もう!
熱湯を注いだ4分後、さらに残りの後入れスープも入れて、箸でよぉ~~くかき混ぜる。
あの天下一品のドロドロしたソースを再現するためには、後入れスープをよくかき混ぜないといけないのだ。
そしてネギを添えたら完成だ。
これはよく出来ているよ。
カップ麺としては上出来で、あの天下一品のスープを思い出させるものがある。
そして麺が結構シコシコしておいしい。
楽しみました。
五木食品さん、サンヨー食品さん、ごちそうさまでした。