私はウソはつかない。昨日予告したとおり、本日のランチとしてオイスター・ソースと牛肉さらに豆板醤を効かせ、リッチで辛味のある焼きビーフンに私は果敢に挑戦した。下の画像は、本日使用した李錦記のオイスター・ソースとyouki食品の豆板醤である。この2つの調味料が味のポイントだ。さらに安価なオージービーフの切り落とし140gばかりを用意した。オーストラリアの広大な牧場で育った牛も、七里ガ浜まで来てオイスター・ソースと混じり合いビーフンの具として食べられるとは想像しなかったことだろう。
オージービーフの安さから較べれば、なんと高価なのかとため息をつきそうなのがどんこだ。西友七里ガ浜店の干しシイタケ売場からは今や中国産が姿を消した。身が分厚く味わいがあり出汁も良く出る国産のどんこは、この1袋の価格が980円である。信じられるだろうか? しかしおいしい焼きビーフンのためには手段が他にない。泣く泣くこれを買った。
上記以外に用いた材料は前回同様、野菜(キャベツ、タケノコ、ニンジン、タマネギ)、鶏がらスープの素、干しエビである。ビーフンはまたもや台湾製の新竹米粉。これも販売者はyouki食品である。すべて西友七里ガ浜店で手に入る。調味料は塩、醤油、胡椒、サラダ油、ゴマ油である。これも同店で入手可能だ。さくさくっと作ってみた。完成!(下の画像)
これは文句なしに美味しい。前回は上品な塩味のビーフンだったが、今回はオイスター・ソースと豆板醤が効いている。しかも前回は豚肉で今回は牛肉である。今回はよりパンチが効いて、味もしっかり濃厚だ。香りも強い。妻からはまたもやお褒めの言葉を賜った。私はすっかり自信をつけてしまった。
焼きビーフンとしては非常に強くこってりした味になったので、お昼から赤ワインを引っ張り出してみた。豪州産のブレンドである。ピーター・レーマンのクランシーズである。最近よく飲むものだ。シラーズ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルローが入っていて、シラーズの割合が最も強い。渋みの向こうに甘みも感じるしっかりしたワインで、グラスに注ぐと、若干茶色っぽい濃い赤に見える。オイスター・ソースとも合う。ワイン評論家風に言うとちょうどそれは、湿度は高いが温度が低く雪も残る高山地帯の早春に、森を駆け抜けて来たばかりで土や雨露が体について体温で湯気が発生した雌鹿の香りに少し似ている・・・冗談。 そんな香りを私は知らない。
なんとものんびりしたランチになった。
くー、うらやましい・・(涙)。人が働いている時にのんびりするのは何とも嬉しいものですよね。私も先週2日お休みをもらいました。
焼きビーフン、美味しそうですね。宮廷風塩味も美味しそうでしたが(「宮廷風」という言葉と「ビーフン」という言葉が何となくconflictしています)。見ると自分も作りたくなっちゃって大変です。私にはどんこしいたけは高くて手が出ませんけど。
なぜならエクスペンシブなどんこが入っているから。
王者の干しシイタケ、どんこ。
高すぎますっ!
ビーフンはうまいなあ。
大好きです。